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自由が丘の日本製雑貨セレクト店で「NIPPONの夏のガラス展」

しずくを思わせる透明感が美しい、ガラス作家YUGENさんの作品「サンキャッチャー」

しずくを思わせる透明感が美しい、ガラス作家YUGENさんの作品「サンキャッチャー」

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 日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana(カタカナ)自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で現在、企画展「NIPPONの夏のガラス展」が開催されている。

ガラスに溶かした「庵治石」が生み出すブルーが目を引く、杉山利恵さんのブランド「Aji Glass」

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 ガラス作家から伝統工芸のガラス職人まで約20組が手掛けた「日本製」ガラス作品を集めた同展。目にも涼やかなグラスなどの器類をはじめ、フラワーベースやオブジェ、アクセサリーなどさまざまなガラスの質感を生かした作品をそろえる。

 日当たりのよい窓際などに飾って太陽に当てると光の模様をつくり出すオブジェ「サンキャッチャー」。千葉県九十九里在住のアーティストYUGENさんが手掛けた同作品は、吹きガラスの技法で作られたもの。美しい透明感と丸みを帯びた形状が特徴で、クリアタイプや泡入り、カラフルなレインボーなども。価格は1,500円~。

 香川県の銘石「庵治石(あじいし)」をガラスと共に溶かし込むことで独特のブルーを生み出したのが、同県高松市在住のアーティスト杉山利恵さんのブランド「Aji Glass」。海の青さを思わせる色合いが目を引く。グラス、ペーパーウエート(以上2,500円~)、フラワーベース(3,500円)など。

 江戸職人の技を受け継ぐ伝統工芸品「江戸切子」は、下町の老舗・廣田ガラスやミツワ硝子工芸の作品を紹介。手にして見た時の美しさは熟練した職人の手業を感じさせる。鮮やかな赤が特徴の「蓋(ふた)ちょこ」(2万円)、ぐいのみ(9,000円、以上税別)など。

 そのほか、ガラス作家井上剛さん・枝利奈さんが主宰する「硝子(がらす)企画舎」からは、カラフルなラインアップでアルファベットをかたどったオブジェやプレートを展開する「gp」シリーズなども。

 「ガラス作品については当初、陶器ほどの『質感』のバリエーションはないのではと思っていたが、ガラスの吹き加減一つ取っても作家ごとに違いが見えてくる」と店主の河野純一さん。「ガラスにもいろいろな表情があることを楽しんでもらえたら」とも。

 営業時間は11時~20時。6月16日まで。

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