目黒通り・都立大学駅前交差点近くに6月16日、紅茶テークアウト専門店「Tea Bar ST.CHRISTOPHERS GARDEN(ティーバー セントクリストファーガーデン)都立大学店」(目黒区八雲1)がオープンした。
目黒通り沿いにある「Tea Bar ST.CHRISTOPHERS GARDEN 都立大学店」外観
自由が丘に1999年オープンした英国式ティールーム併設の紅茶専門店「セントクリストファーガーデン」が、「新しい時代に合わせた」紅茶テークアウト専門店として移転・業態転換した。リーフから入れた本格的な紅茶を気軽に立ち寄って飲めるバースタイルで提供する。
クイーンズ伊勢丹目黒店近くの路面店で、店舗面積は約50平方メートル。白とボルドー色を基調にした店内は、イギリス人建築家が「コンテンポラリーロンドン」をイメージして設計したスタイリッシュな空間。併設キッチンでは、ロングセラー商品のスコーンをはじめ、ケーキ、ビスケット、ペストリーなど全て無添加にこだわり、手作りする。
茶葉は約30種類を取りそろえ、同店オリジナルブレンドティーとして提供するほか、「リーフティーパック」(50グラム=800円~)「ティーバッグ」(5個入り=600円~)など小売りも行う。
ドリンクは、季節に合わせたホット・アイスティーなど約25種類をラインアップ。短時間で本格的な紅茶を提供するため、「ポットや茶葉の量、蒸らし時間なども見直した」という。オリジナルデザインによるタンブラーやサーモス社製ボトルもそろえ、「マイボトル」販売にも対応する。
今が旬のアイスドリンクは、濃縮チャイティーにアイスクリーム、スパイス、ナッツをトッピングしたスイーツ感覚の「チャイティースムージー」、イギリス産シロップを炭酸で割った「エルダーフラワー スパークリング」(以上550円)などのアレンジ系、「キャッスルトン茶園ファーストフラッシュ」(500円)などのシーズナルティーがお薦めという。
ホットドリンクは、ダージリンとアッサムのブレンドティー「クイーンヴィクトリア」(450円)などのクラシックティー、「ルイボスクラシック」(420円)などのカフェインフリーティーもそろえる。
フードは、国産小麦粉100%の「クラシックスコーン」(200円)をはじめ、イギリス産と国産小麦を合わせることでなめらかな口当たりに仕上げた各種アレンジスコーン(常時5種類=200円~250円)、「ピスタチオケーキ」(380円)などのカットケーキ、「レモンメレンゲパイ」(350円)など。
同店広報の保田絵美さんは「買い物や仕事などで目黒通りを通る方に、気軽に立ち寄って本格的な紅茶を召し上がっていただけるスタイルがこの『ティーバー』で実現できた」と自信を見せる。フードは旧店舗メニューをフルラインアップし、新メニューも投入。「これまでのお客さまも、新しいお客さまにも手作りの味を楽しんでいただけたら」とも。
営業時間は10時~19時。