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自由が丘のギャラリーで「ダマスカス」アクセサリー展-若手金工作家が30点

金工作家・加藤貢介さんの作品から「ダマスカス『BOX』リング」(2014年)

金工作家・加藤貢介さんの作品から「ダマスカス『BOX』リング」(2014年)

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 自由が丘北口のギャラリー「KIAN art gallery(キアン アート ギャラリー)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-5731-6980)で2月7日、金工作家・加藤貢介さんの作品展「KOSUKE KATO EXHIBITION」が始まる。

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 加藤さんの作品に使われているのは、数種の鉄とニッケルを練り込み、数千層にまで折り重ねた素材「ダマスカス」。鉄特有の接合技術「鍛接(たんせつ)」で張り合わせていくことで、マーブル状の独特の模様が生まれる。同展では、同素材とシルバーを組み合わせたアクセサリーほか約30点を展示販売する。

 1988(昭和63)年神奈川県生まれの加藤さんは、玉川大学芸術学部卒業後、広島市立大学大学院芸術学研究科を修了。大学時代は伝統的な金工技法を学んでいたが、卒業制作で「鉄」を扱ったのがきっかけとなり、大学院では鉄を研究。そこで鍛接技術に注目し、現在はダマスカス素材を用いた立体作品や版画、茶道具、器、アクセサリーなど幅広い作品を手掛けている。

 同展ではアクセサリーをメーンに、名刺入れやネクタイピンなどの装飾品もそろえる。アクセサリーの価格帯は1万円以下、1万円台、2万円台をラインアップする。

 同展を企画した同ギャラリー・マネジャーの石川佳世子さんは、加藤さんの作品について「手に取って近くで見るとどんなにシンプルな形でも、すべて異なる模様であることがわかる。ダマスカスの模様は抽象画のように見る人の記憶や経験、心情と重なりあうことでさまざまな表情を見せてくれる」と話す。

 鉄とニッケルを数千層にまで重ねることで生まれたダマスカスの模様は、地層や水面の波紋、木目のようにも見える。「一度作れば二度と同じ表情のものは生まれない、そんな作品をぜひ見ていただけたら」とも。

 開催時間は12時~18時。加藤さんも在廊する予定。2月15日まで

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