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奥沢に「メロウブラウンコーヒー」-UCCがサードウエーブカフェ本格展開

自由通り沿いの路面店、奥沢神社の向かい側にある「MELLOW BROWN COFFEE自由が丘本店」

自由通り沿いの路面店、奥沢神社の向かい側にある「MELLOW BROWN COFFEE自由が丘本店」

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 ユーシーシーフードサービスシステムズ(港区)が1月25日、「MELLOW BROWN COFFEE(メロウ ブラウン コーヒー)自由が丘本店」(世田谷区奥沢2)をオープンした。

新食感の「ワッフルパンケーキ」(写真は「3種のベリー ホイップ」)

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 単一の産地(シングルオリジン)のコーヒー豆の個性を生かした焙煎(ばいせん)・抽出によるスペシャルティコーヒーを提供する同店。同社では昨年6月、新業態「MELLOW BROWN COFFEE」を名古屋に出店。その後エリアや立地を変えて出店し、メニュー内容や店舗空間などをテスト展開してきた。

 最近注目を集めている「サードウエーブ(第3の波)コーヒー」の本格展開1号店となる同店は、既存店で提供してきたコーヒー&フードメニューを一新。厳選した常時6種類のスペシャルティコーヒーと、食感にこだわったオリジナルスイーツ「ワッフルパンケーキ」をメーンメニューに据える。

 場所は自由通り沿い・奥沢神社の向かいにある路面店で、店舗面積は44.22坪。店内のカウンターやフロアなどには温かみを感じさせる木材を使い、ベビーカーや車いすでの来店に対応できるようバリアフリーに仕上げた。席数はソファ席、テーブル席、ペット専用の水飲み場を用意したテラス席の計56席。

 スペシャルティコーヒーは、その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質のものに与えられる称号・COEを5回獲得した名門農園「グアテマラCOE1位 エルインヘルト農園」(1,300円)、4年連続ベスト・オブ・パナマに入賞した「インドネシア マングラジャ農園」(780円)など。計6種類のラインアップは2カ月ごとに変え、その時期にしか飲めない希少性や品質の高いもの、自社工場で焙煎したMELLOW BROWN COFFEE専用コーヒー豆も用意する。

 抽出方法は利用客の好みで選べ、ペーパードリップ、サイホン、コーヒープレス、エスプレッソなどに対応する。中でもお薦めは、ハロゲンランプを熱源とする光サイホンを使った「サイホン抽出」で、しっかりとしたコクと甘み、すっきりとした後味が楽しめるという。

 同社が独自開発し、日本初導入となるアイスコーヒーサーバーによる「蔵出しアイスコーヒー」(550円)も提供。きめ細やかな泡で香りを閉じ込め、なめらかな口当たりが特長という。

 同店のために新たに開発したワッフルパンケーキは、表面はサクサク、中はふんわりとした食感が特長。好みでレモンを搾って食べる「ベーシック」(850円)、ストロベリー・ラズベリー・ブルーベリーの果実入りソースで食べる「3種のベリーホイップ」(1,130円)など約10種類をそろえる。そのほか、エッグベネディクトやサンドイッチなどのフードメニューも。

 ターゲット層は20~50代の女性、カップル、家族連れで、「ブランド認知と幅広いお客さまに来店いただける場所として自由が丘(奥沢)を選んだ。自由が丘からMELLOW BROWN COFFEEブランドの育成・発信を行っていきたい」と同社。今後3年をめどに20店舗を展開する予定。

 営業時間は8時~21時。

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