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めぐろパーシモンで「めぐろで第九」 プロオケと共演する合唱団員募集

「めぐろで第九 2017」公演でタクトを振る指揮者のアンドレア・バッティストーニさん ©上野隆文

「めぐろで第九 2017」公演でタクトを振る指揮者のアンドレア・バッティストーニさん ©上野隆文

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 めぐろパーシモンホール(目黒区八雲1)が現在、9月24日に開催する演奏会「めぐろで第九 2017」で東京フィルハーモニー交響楽団と共演する合唱団員を募集している。

「めぐろで第九 2011」公演時の様子

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 日本屈指の指揮者とプロオーケストラ、区民を中心とした一般公募による合唱団がベートーベンの交響曲第九番第4楽章の「合唱」で共演する同公演。同ホールを運営する目黒区芸術文化振興財団が2008年から3年ごとに開催してきたもので、今年で3回目を迎える。

 ホール事業課担当者によれば、「参加者ばかりでなく、演奏を聞いた来場者からも好評を頂いており、当ホールを代表する区民参加型公演の一つ」といい、過去の公演を通じて知り合った仲間同士で合唱団を結成するなど「めぐろで第九」から音楽を愛好する人たちのつながりが生まれ、育まれているという。

 今回の公演は同ホール開館15周年記念公演と銘打ち、世界で注目を集めるイタリア出身の若手指揮者アンドレア・バッティストーニさん率いる東京フィルハーモニー交響楽団と共演する。合わせて、高橋絵理さん(ソプラノ)、富岡明子さん(メゾソプラノ)、与儀巧さん(テノール)、青山貴さん(バリトン)の4人のソリストも出演する。

 一般公募による合唱団員は5月下旬に結団式を行い、本番を含む全18回(予定)の練習に臨む。「これまでにも当ホール公演のために集まった合唱団を育て、ステージに上げてくださった泉智之先生が合唱指導に当たる。丁寧な指導なので、未経験の方でも応募いただければ」と参加を呼び掛ける。

 「15周年記念公演にふさわしい豪華な顔ぶれだが、今回応募していただいた合唱団の皆さんが練習を重ね、この素晴らしい共演者たちと本番のステージでどのような歌を響かせてくれるのかが大きな見どころとなる。本公演に期待していただきたい」とも。

 応募資格は中学生以上で、募集人数は約150人(ソプラノ、アルト、テノール、バス)。応募者多数の場合は、目黒区在住・在勤・在学者を優先して抽選を行う(一部選考あり)。参加費は2万円(保険料、公演時の写真代含む)。応募締め切りは3月15日(必着)。応募方法などは同ホール公式サイトで確認できる。

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