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自由が丘でスケートボーダー荒木塁さん個展 米東海岸で捉えた写真作品展示

荒木塁さん写真展「unexpected」作品から、「Untitled 」(2018, Type C Print, H218mm×W146mm)

荒木塁さん写真展「unexpected」作品から、「Untitled 」(2018, Type C Print, H218mm×W146mm)

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 スケートボーダーでフォトグラファー、ブランドディレクターの荒木塁さんが写真展「unexpected」を11月3日から、自由が丘駅前のギャラリー「DIGINNER(ディギナー) GALLERY WORKSHOP」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1517)で開催する。

荒木塁さん写真展「unexpected」作品から、「Untitled 」(2018)

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 荒木さんは1977(昭和52)年、兵庫県神戸市生まれ。1990年代の神戸のスケートシーンをけん引し、90年代後半から2000年代には米スケートボードブランド「Zoo York」のスケーターチームに在籍。仏ブランド 「マゼンタ スケートボード」からゲストボードをリリースするなど、海外でも知名度の高い日本人スケートボーダーとして知られる。

 現在は、アパレルブランド「L.I.F.E」のディレクションやフォトグラファーとしても活動。作品は国内外の風景や人物をフィルムで撮影するスタイルで、プリントは自宅の暗室でカラーネガから1点1点焼き付ける「Cプリント」で仕上げている。

 作品展では、昨年のスケートツアーで米ニューヨーク、フィラデルフィア、ボルチモアの東海岸3都市を巡る道中で撮りためたという写真作品30点を展示。荒木さんは「現地に到着後、肉離れを起こすアクシデントに見舞われてほとんど滑ることができなかったが、その分、写真を撮ることに時間を費やすことができた」と振り返る。

 ギャラリー店主の鈴木宏信さんは「スケートボードから少し離れた『オフ・ザ・ボード』の環境から見た、風景、人物などの写真を選んだ。スケートボードで養われた彼の動体視力が察知する瞬間は、常に『予期せぬ(unexpected)』状況を切り取る」と話す。

 展示作品は販売を行う(5万円~)。同展限定のフォトTシャツ(4,800円)も販売する。

 営業時間は12時~20時(最終日は17時まで)。月曜休廊。会期中は荒木さんが在廊する予定。今月16日まで。

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