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自由が丘で水彩画親子グループ「AZUMAs」作品展 独自の技法で日本の自然風景を描く

「AZUMAs 水彩画展」出品作品から、東俊達「道」

「AZUMAs 水彩画展」出品作品から、東俊達「道」

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 水彩画親子グループ「AZUMAs(アズマズ)」を紹介する「AZUMAs 水彩画展」が10月1日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まる。

【写真】出品作品|東富有「富有柿」

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 AZUMAsは水彩画家で父の東富有(あずま・ふゆう)さん、長男の有達(ゆうだ)さん、次男の俊達(しゅんだ)さん、長女の達美(たみ)さんの父子4人から成る。

 中国・大連市生まれの富有さんは1991(平成3)年、新潟大学大学院法学部修士課程へ留学するため来日。新潟の自然の美しさに心奪われたといい、中国では美術教員を務めていたことから、水彩画家としての活動を開始。創作の傍ら、2008(平成20)年には水彩画などを教える「新潟国際芸術学院」(新潟市)を開校した。

 小さな頃から父と共に写生に出掛けていたという3人の子どもも水彩画家を志し、父・富有さんに師事。現在は、新潟、佐渡、大阪を活動拠点に、日本の自然風景をテーマに創作活動を続けている。

 東京で初の個展となる同展では、水彩画約30点を展示。西洋絵画(油絵)に見られる明暗や色彩の立体表現と、東洋絵画(水墨画)の筆の技法を融合させたという作品は、6色の水彩絵の具と筆1本を使う独自の技法で描く。

 AZUMAsの4人は「作品を通じて、水の流れる音や鳥の鳴き声、太陽が身体を包み込むような温かさや優しい花の匂い、朝の静寂な響きなど大自然からのメッセージを五感で感じてもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~19時(最終日は15時まで)。同6日まで。期間中は新型コロナウイルス感染症拡大防止による入場制限などの対策も行う。

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