めぐろ区民キャンパス(目黒区八雲1)で7月10日、「第20回 パーシモンほたる祭り」が開催される。
【画像】水槽越しに約1000匹のホタルが見ることができる「ほたる鑑賞」会場の様子
同所がある東急東横線都立大学駅近くにかつて流れていた呑川(のみがわ)は清流として知られ、夏には付近を飛び交うヘイケボタルが見られたことから「昔の呑川の情景を、現在の地元の子どもたちに見せてあげたい」と地元商店会や町会のメンバーらが始めた同イベント。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いたため、開催は3年ぶりとなる。
メインプログラム「ほたる鑑賞」(14時~17時)は、場内を暗くしためぐろパーシモンホール・小ホール内に設置した水槽越しにホタル約1000匹を見ることができる。
今回は感染症対策として、鑑賞定員数をこれまでの半数に減らして事前申込制を導入する。鑑賞は10分単位で1区分とし、1区分当たり整理券10枚を配布。整理券1枚で5人まで入場できる。申し込みは7月1日10時から予約サイト「teket」で受け付ける。
屋外では、拡張現実(AR)技術を使った「バーチャルほたる鑑賞」を初めて行うほか、日本工業大学駒場高校SL愛好会による「ミニSL運転」(11時~15時)、模擬店出店などを予定する。
このほかめぐろパーシモンホール・大ホールでは、地域の小中高校生や地域団体が吹奏楽、マンドリン、コーラスなどの演奏、フラダンス、バトントワリングなどの演技を披露する発表会も予定している。
開催時間は11時~17時(雨天決行)。問い合わせは実行委員会事務局(TEL 03-5701-2913)まで。