
聴覚に障害のあるアスリートの国際スポーツ大会「デフリンピック」開幕を11月に控え、会場となる駒沢オリンピック公園(世田谷区駒沢公園1)中央広場のオリンピック記念塔が3月17日から、大会カラーの桜色にライトアップされる。
日本で初めての開催となるデフリンピックは1924(大正13)年、仏パリで「第1回国際ろう者スポーツ競技大会」として始まった。大会名称は、耳が聞こえないことを意味する英語「デフ(Deaf)」とオリンピックを組み合わせたもの。オリンピックやパラリンピック同様、4年に1度、夏季大会と冬季大会が開催されている。
東京2025デフリンピックの大会メインカラーが「桜色」であることから、東京都スポーツ文化事業団(渋谷区)は桜の季節に合わせたキャンペーンを同日から展開。大会会場となる駒沢オリンピック公園や東京体育館で施設を桜色にライトアップするほか、桜の木など「桜色」の写真と共に選手たちへの応援メッセージなどをSNSに投稿する「#さくらデフリンピック」などを行う。
同公園の記念塔ライトアップは、同日~20日、27日~30日の計8日間。点灯時間は18時~20時。