喫茶店「喫茶二十世紀(きっさにじゅっせいき)」(目黒区自由が丘2)が11月1日、自由が丘北口エリアに移転オープンした。
坂本昌行さん、長野博さん、井ノ原快彦さんから成る3人組ユニット「20th Century」(通称トニセン)がプロデュースする同店は2023年、渋谷区神宮前にオープン。
「かつての喫茶文化を新しい未来へとつなぐ『ずっと在り続ける喫茶店』」をコンセプトに、純喫茶の魅力を発信する「東京喫茶店研究所」2代目所長・難波里奈さん協力の下、店内のレイアウトからメニュー開発までをトニセンの3人がこだわって作り上げたという。
閉店した老舗喫茶店から譲り受けたという家具をよみがえらせ、ナポリタンスパゲティやソーダなど昭和の喫茶店を彷彿とさせるメニューをそろえるなどしてファンや喫茶愛好家に親しまれてきたが、「より皆さまに寄り添う喫茶店を目指す」として今年3月に一時休業していた。
場所は自由が丘北口・八幡通り沿いの路面。同店のモチーフ・アーチマークの入ったデザインテントが目印。入店は完全予約制だが、一部ドリンクやソフトクリームのテイクアウトは店頭に設けた専用カウンターで予約不要で購入できる。
店内は、アンティーク調のテーブルやいすなどで落ち着いた雰囲気に仕上げ、設置したビンテージスピーカーで「昭和時代の懐かしい名曲」を流す。座席は「ロンリー席(=カウンター席)」「フレンドリー席(=テーブル席)」「メモリー席(=店内テラス)」「あの小部屋(=有料個室)」の4種類を用意する。
メニューは、調理師免許と野菜ソムリエの資格を持ち、美食家としても知られる長野さんが担当。新メニューやリニューアルメニューも投入した。
フードは、旧店舗で一番人気だったという「喫茶店のナポリタン」(1,760円)のほか、「クリームチーズのきゅうりサンド」(1,320円)、「喫茶二十世紀のタマゴサンド」(1,650円)、「キーマカレー」(1,760円)など。
デザートは、トニセンの3人が北海道まで足を運んで選んだという牛乳と同店のコーヒーで作った新メニュー「ソフトクリームミルク」(880円)、「ソフトクリームコーヒー」(935円)のほか、「プリン×プリン」(935円)、「珈琲(コーヒー)ゼリー」(880円)、「喫茶二十世紀のアフォガード」(935円)。
ドリンクは、コーヒー「二十世紀ブレンド」(ホット・アイス=770円)や、コーヒーの実の皮と果肉部分を乾燥させた「カスカラ」を使ったソーダ「珈琲の実のソーダ」(アイス=935円)、「メロンクリームソーダ」(990円)など。
自由が丘への移転について、同店の担当者は「(移転先として)若者から紳士淑女まで、世代を選ばない憩いの場所を探していた。老舗の喫茶店もおしゃれなカフェも共存できる場所はなかなかなく、チーム一致で自由が丘に決めた」と話す。「自由が丘にお住まいの皆さんにも慣れ親しんでもらえるような喫茶店運営ができれば」とも。
営業時間は11時~20時(テイクアウトは19時まで)。水曜定休。入店予約は同店公式サイトで受け付ける。