めぐろ区民キャンパス公園(目黒区八雲1)内の特設テントで7月21日、ホタルの鑑賞会「ホタル祭り」が開催される。主催は都立大学商店街連合会。
今年で6回目を迎える同イベントのテーマは「自然環境を取り戻そう」。初回から運営に携わる同連合会会長の城所豊さんは、「子どものころに地元・都立大学駅付近に流れていた呑川でヘイケボタルを採った思い出から、地元の方たちに自然の大切さを伝えたいと鑑賞会を企画した」と話す。
同鑑賞会がスタートした当初は、公園内にせせらぎを作ってホタルを放っていたが、年々多くの鑑賞者が訪れるため数年前からテント内での鑑賞方式に切り替えた。
ホタルの鑑賞には蒸し暑く風のない環境が適しているため、内側を黒いビニール張りにしたテント2張を公園芝生エリアに設置。ヘイケボタル100匹ずつが入った飼育箱を10箱、合計1,000匹を用意する。
鑑賞会終了後、ヘイケボタルは東京・八王子の野山に放つ。「地元の方に確認したところ、前回放ったヘイケボタルは無事自生している様子」(城所さん)という。
開催時間は日没時~20時30分。小雨決行。問い合わせは都立大学商店街連合会(TEL 03-3717-2464)まで。
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