自由が丘の商店街で「ドコモ携帯」+「PASMO」実証実験サービスを開始

NTTドコモによる次世代携帯情報サービス「マイ・ライフ・アシストサービス」参加登録ページ

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 NTTドコモは12月8日より、東京急行電鉄の協力を受け、携帯電話の位置情報「GPS」機能とICカード乗車券「PASMO」を使った実証実験サービス「マイ・ライフ・アシストサービス&耳よりタウンタッチ@自由が丘」を実施する。

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 同サービスは、経済産業省が推進する「情報大航海プロジェクト」の一環として行うもので、参加モニターの携帯電話からの位置情報、東急沿線の改札の入退場、自由が丘商店街の実験参加店(50店舗)での購買情報を分析することで、個人の行動や好みにマッチした自由が丘の最新情報をメールで提供する。

 同社は、昨年より携帯電話のGPS機能を使った次世代情報提供サービス「マイ・ライフ・アシストサービス」の実証実験を開始。ユーザーの行動パターンを分析した結果、「似た行動をとる人は似た嗜好を持つ」との傾向が分かり、利用者の行動をもとに効果的な情報提供の仕組みを構築できることを確認したという。

 2年目となる今回は、東京急行電鉄と東急セキュリティが提携提供する子どもの駅通過情報サービス「キッズセキュリティ」システムとタッグを組むことで、参加モニターがこれから行く場所を予測するなど状況を考慮したきめ細かい情報提供を狙う。

 参加モニターにはどのタイミングでどんな情報が提供されるのか、開発を担当した同社法人事業部・モバイルデザイン推進室の藤田大作さんは「例えばモニターが渋谷で電車に乗って日吉方面に向かうという行動検知ができれば、通過する自由が丘駅手前で携帯電話におすすめ情報が配信され、途中下車を促すといったイメージ。その情報も単純に自分好みのものだけではなく、自分とよく似た嗜好を持つ人や、行動範囲や購買内容などがよく似た人向けのおすすめ情報を出すことで、その人に気付きやサプライズを与えることを考えている」と話す。

 同社は現在、同サービスへの参加メンバー(約1,000人)を募集している。参加条件は、同社のGPS対応携帯電話やPASMOを所有していること、同社「パケ・ホーダイ」に契約していること、1か月に1回以上自由が丘を利用するなど。参加費は無料で、参加メンバーの中から抽選で100人に参加50店舗の利用券(2,000円相当)をプレゼントする。

 参加申し込みの締切りは11月30日。応募方法などの詳細は「マイ・ライフ・アシストサービス」ページで確認できる。同サービス提供期間は来年1月31日まで。

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