生地・リボンのセレクト店「アンライプ」が移転改装-作家オリジナル人気に

住宅街の一角にある庭付きの一軒家に移転した「unripe」木製ドアが目印

住宅街の一角にある庭付きの一軒家に移転した「unripe」木製ドアが目印

  • 0

  •  

 自由が丘北口のヒロ通りにブランドセレクトのウエア・雑貨ショップ「unripe(アンライプ)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-3724-0554)が4月24日、移転リニューアルした。

[広告]

 同店は、日本のさまざまなテキスタイルをヨーロッパに紹介する仕事を手掛けていたオーナーの百瀬紀代さんが、2005年に目黒通り近くにオープン。国内メーカーの生地のみ使用した「ショップオーダー」のスタイルで、同店でしか手に入らない作家オリジナルのハンドメードウエア、生地、リボン、バッグなどを取りそろえる。

 新店舗は、ヒロ通りから路地を入った住宅街にある一軒家の1階部分を改造。広さ約8坪の店内は、ウッド調の落ち着いた空間に仕上げ、中央に置かれた木製の作業台で洋服や生地を広げてゆっくりと買い物を楽しむことが出来る。

 主なウエア商品は、コットンやリネンなど天然繊維がメーンの「トップス」(10,000円前後~)、「ワンピース」(30,000円前後)など。生地やリボン類はすべて量り売りだが、パッチワークなどのソーイング用に「カット生地」(約110センチ×50センチ大=400円前後~)、「カットリボン」(2メートル=250円~)を常時20種類以上用意。生地は全体的にナチュラルテイストの柄物が多く、リボンは装飾用として人気のあるケミカルレースなどもそろえる。

 オリジナル商品のほか、生地やリボンを選んで作る「テーブルクロス」「ランチョンマット」(製作工賃=800円前後~)などのオーダー商品や、利用客からの要望に応えて企画した「手作りキット」も用意。

 キットは、必要な材料とパターンがセットになったもので、「チロルプチバッグ」(1,300円)、「レーストートバッグ」(1,900円)など約1カ月ごとに新しいアイテムが登場。手作り志向の幅広い年代の女性から人気を集めている。

 百瀬さんは「店名の『アンライプ』は未熟の意味。ハンドメードアイテムならではの温もりを使う方が愛着へと育ててほしい、かけ出しの作家さんの商品などもご紹介したい、そんな気持ちが込められている」といい、「新店舗ではお客様の創作意欲をかき立てるような店作りを目指したい」と話す。今後はソーイング教室などの開講も予定している。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース