絵本作家・荒井良二さんが画材を「テスト」-奥沢・宮本三郎記念美術館で

後方に展示しているのが宮本三郎らによる「9人の画家がえらんだクレヨンとパスの色」自筆実験用シート。特集した当時の雑誌「暮らしの手帖」も同時展示されている

後方に展示しているのが宮本三郎らによる「9人の画家がえらんだクレヨンとパスの色」自筆実験用シート。特集した当時の雑誌「暮らしの手帖」も同時展示されている

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 世田谷美術館分館宮本三郎記念美術館(世田谷区奥沢5、TEL 03-5483-3836)は10月10日、絵本作家・荒井良二さんの講演会「ぼくもテストする」を行う。

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 同館で開催中の「絵画のレシピ 宮本三郎の表現と画材」展の一環として企画されたもの。同展特別展示として、洋画家・宮本三郎(1905~1974)が1959(昭和34)年に雑誌「暮しの手帖 49号」誌上で、当時発売されていた15銘柄のクレヨンとパステルの描き心地を検証した「9人の画家がえらんだクレヨンとパスの色」の自筆実験用シートを初公開。宮本とともに協力した梅原龍三郎や小磯良平など、当時の名だたる画家の自筆シートも公開する。

 今回の企画は、色鉛筆やクレヨンなどさまざまな画材を使って作品を描くことで知られる荒井さんに当時と同じコンセプトで現在市販されているクレヨンやパステルの描き心地をテストしてもらい、「お気に入りの画材」などについて講演を行う予定。

 1956(昭和31)年山形県生まれの荒井さんは、日本大学芸術学部美術学科卒業後、1990年に処女作「MELODY」を発表し、絵本を作り始める。1991年「ユックリとジョジョニ」(ほるぷ出版)で世界的絵本コンテストの新人賞「キーツ賞」に日本代表として出展。1997年「うそつきのつき」(文渓堂)で小学館児童出版文学賞、1999年「なぞなぞのたび」(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展特別賞、2005年スウェーデンの絵本賞・リンドグレーン記念文学賞など数々の絵本賞を受賞、日本を代表する絵本作家として活躍する。

 開催時間は14時~15時30分。参加費は500円。定員は50人(先着順)。申し込みは同館サイトから。

 開館時間は10時~18時。本展「絵画のレシピ 宮本三郎の表現と画材」は11月29日まで。観覧料は一般200円。

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