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日常の「ヘンテコ」を撮った女子大生の作品展-学芸大の写真店で開催

日常で出合った面白いものを撮り続ける橘川菜津子さんの写真展「ヘンテコ」より

日常で出合った面白いものを撮り続ける橘川菜津子さんの写真展「ヘンテコ」より

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 カメラや写真好きのためのコミュニティーサイト「カメラピープル」運営や写真プリントサービスなどを手掛ける「モノグラム」(目黒区鷹番2、TEL 03-3760-5852)で現在、橘川菜津子さんの写真展「ヘンテコ」が開かれている。

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 1990年生まれの橘川さんは、駒沢女子大学映像コミュニケーション学科で学ぶ現役女子大生。高校時代から憧れていたというMF一眼カメラ「ニコンFM2」を借りたのをきっかけに、「全てが手動のマニュアルカメラで撮るのが楽しくなってしまった」。それが高じて同店スタッフにもなり、日々写真を撮り続けている。

 同展では、日常生活で出合った面白いもの「ヘンテコ」がテーマの作品9点を展示。駅階段の手すりに絶妙な角度で挟まっているドリンクカップ、なぜかサイズの合わないフタを乗せられたたずむゴミ箱など、思わずフフッと笑ってしまう瞬間が切り取られている。写真の展示位置も、実際にそのシーンに出合った時の目線の角度を意識して配置したという。

 「ヘンテコには、見るからに変だなと思うものと、よく見ないとわからないけれど誰かが仕掛けたような跡が残るものがある」と橘川さん。その観察眼に「当初から面白い写真を撮るなと感じていたが、マニュアルカメラを手に入れてからの彼女の集中力はなかなかのもの(笑)」と東尚代店長。

 営業時間は11時~20時。水曜定休。3月4日まで。期間中は橘川さんが常駐する予定。

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