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自由が丘にオーガニックコットンブランド「プリスティン」-商品リサイクルも

「PRISTINE JIYUGAOKA」店内の様子。同ブランド商品の生地は基本「無染色」で、自然な色合いと風合いを生かしているのが特徴

「PRISTINE JIYUGAOKA」店内の様子。同ブランド商品の生地は基本「無染色」で、自然な色合いと風合いを生かしているのが特徴

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 自由が丘北口に12月15日、オーガニックコットンブランド「PRISTINE(プリスティン)」の直営店「PRISTINE JIYUGAOKA(プリスティン自由が丘)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-6421-2117)がオープンした。運営はアバンティ(新宿区)。

コットン100%の起毛糸で編んだ「起毛糸ケーブルロングカーディガン」、肌側はコットン100%の「ファー衿」

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 プリスティンは、無農薬有機栽培綿の輸入販売を長年手掛けてきた同社のオリジナルブランド。糸、生地から製品まで一貫した企画製造販売を行い、国内の紡績工場や職人の技術を生かした「メード・イン・ジャパン」商品にこだわる。本店(新宿区)のほか、東京・大阪の大手百貨店に5店舗を展開する。

 本店に次ぐ路面店となる自由が丘店は、レディスウエア、アンダーウエア、服飾雑貨、寝具、バスグッズ、ケアグッズ、ベビーウエアと同ブランドの全カテゴリーをそろえ、「ブランドの世界観を伝える」店舗と位置付ける。

 出店場所は自由が丘メイプル通り沿い、旧「器楽」跡。店舗面積は約18坪。白と木目を基調とした店内は、かつて病院で使われていた椅子の座面をオーガニックコットンでリメークしたものなどアンティークの木製什器でそろえ、ゆっくりと見て回れる温かい雰囲気に仕上げた。

 「大人の女性のリラックスタイム」をイメージしたレディスアイテムは、表側は動物のヤクの毛とオーガニックコットンによる混合生地で、肌側はオーガニックコットンになるよう二重構造で編んだ「ヤクコットンWフェイスカーディガン」(1万5,750円)、生地はもちろん製法糸や刺しゅう糸まで全てオーガニックコットンにこだわったブラジャー「エンブロイダリーブラ」(9,345円)など。

 同ブランドのキーアイテムでプレゼント商品として人気を集めているベビーアイテムは、新生児から2歳児(身長120センチ~130センチ相当)までをそろえる。「ガーゼパイルスリーパー」(7,140円)や足部分のホックでカバーオールとしても着せられる「2wayドレス」各種(4,515円~)、クマやウサギがモチーフの「スタイ」(1,680円)など。

 同店発の取り組みとして、アップサイクル&リサイクルサービス「リプリ プロジェクト」を提供。過去に同ブランドで購入した商品を対象に、作家によるオーダーメードで作り直す「Re-MAKE UP」、柿渋などの植物染料や藍染めなど日本伝統の染め技術を手掛ける工房とのコラボによる「Re-COLOR」などがあり、「自由が丘店から循環型のエシカルライフを提案していきたい」(同社)という。

 「ここ5~6年で『自分の生活を大切にしたい』と思われるお客さまが増え、素材や製法などへの関心も高くなってきている」と同社広報の渡部恵美さん。自由が丘周辺には、そうした「丁寧な暮らし」を実践する客層が多いと見込んだ。「オーガニックコットンを少しずつライフスタイルに取り入れ、気持ちのいい毎日を楽しんでいただけたら」とも。

 営業時間は11時~19時。火曜定休。

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