見る・遊ぶ 買う

自由が丘の日本製雑貨セレクト店で染布展-動物や昆虫、植物柄の手拭い

動物や昆虫、植物などをモチーフに染めたkatakata「注染手拭い」は布を広げるとストーリー性のある模様が広がっているのが魅力

動物や昆虫、植物などをモチーフに染めたkatakata「注染手拭い」は布を広げるとストーリー性のある模様が広がっているのが魅力

  • 0

  •  

 日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana(カタカナ)自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で現在、「カタカナ デ カタカタ展」が開かれている。

katakataの世界感を陶器で表現した「印判手」の皿が人気を集めている

[広告]

 日本の伝統的な染色技法・注染(ちゅうせん)と型染めによるオリジナル作品を制作する、松永武さんと高井知絵さんによる染色ユニット「kata kata(カタカタ)」。動物や昆虫、植物など自然の造形をモチーフにしたユニークな絵柄が特徴で、同店で定番商品として扱っている「手拭い」は一年を通して人気アイテムという。

 今回は新柄10種を加えた約25種類の注染・型染め手拭い(1,620円)をそろえ、同展限定でハンカチ(1,000円~)やトートバッグ(3,500円)、約110センチ四方と大判の綿製ふろしき(8,400円)なども展示販売する。

 中でも今回特に人気を集めているのが、同ユニットと雑貨ブランド「倉敷意匠計画室」とコラボで製作した新アイテム「印判手(いんばんて)」の各種陶製皿(800円~、以上税別)。

 印判手は、呉須(ごす)と呼ばれる顔料を使い、和紙に印刷した絵柄を素焼き生地に写し取る絵付けの技法。手作業ならではのかすれやにじみなどが素朴な味わいを生み、同ユニットの型染め絵柄と相まって楽しい陶器に仕上がっている。

 「kata kataといえば染め布の手拭いが定番だが、テキスタイルの可能性や自由性を求めた作品が増えてきているようだ」と店主の河野純一さん。伝統の技法を守りつつ、華やかでモダンな独自の世界観にあふれた作品が大好きという。

 「10年、20年と長く付き合いたい、そんな手仕事による日本製雑貨の一つとしてこれからもみなさんにご紹介していきたい」とも。

 営業時間は11時~20時。8月19日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース