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碑文谷で「ペーパーからくり」作品展-組み立てて遊べるキットを展示販売

kuralicaさんのペーパーからくり作品より、ハリネズミのパティシエがケーキを作る動きが愛らしい「バースデーカード」

kuralicaさんのペーパーからくり作品より、ハリネズミのパティシエがケーキを作る動きが愛らしい「バースデーカード」

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 柿の木坂交差点のダイエー碑文谷店裏にある「RISE GALLERY(ライズ・ギャラリー)」(目黒区碑文谷4、TEL 03-6303-3986)で5月11日、「kuralicaのペーパーからくり展」が始まった。

大小の歯車がかみ合ってプロペラやクレーンなどが動き出す、ペーパーからくり作品「水辺の町」

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 kuralica(くらりか)さんこと佐久間希さんは、1979(昭和54)年岡山県生まれ。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科在学中に、からくり仕掛けの舞台装置に衝撃を受けたことがきっかけで、からくり作品の制作を開始。2006年より、日本では数少ない「ペーパーからくり」の女性アーティストとして、グループ作品展やイベントなどで活動している。

 佐久間さんが手掛ける「ペーパーからくり」は、紙に描かれた展開図を切り取って組み立てて遊ぶ紙製のからくり人形。作品は、メッセージなどを書いて定型サイズで郵送できる「グリーティングカード」、同タイプよりも大きいパーツで構成された「ペーパーキット」、他のアーティストが描いた平面のイラストやキャラクターをペーパークラフトキットにした「コラボレーション」シリーズがある。

 初の個展となる同展では、バースデーカードなどのグリーティングカード、大小数種類のペーパーキット、コラボシリーズなど約16パターンを展示販売する。価格は1,000円前後。

 会場の一角には、最近取り組んでいるという大作も展示する。大小の歯車がかみ合ってプロペラやクレーンなどが動き出す「水辺の町」や、同展のために制作した新作も見どころ。

 「kuralicaさんの作品は非常に小さなものだが、シンプルな仕掛けで動くその姿には大きな驚きと感動がある。ぜひ直接触れてみていただければ」(同ギャラリー担当者)。

 営業時間は11時~19時。今月23日まで(17日は休廊)。

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