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デジタル再現したろうそくの明かりで作品展-自由が丘「古桑庵」で

日本の伝統工芸で作るシェードと組み合わせ、揺らぐろうそくの炎の明かりをデジタルで再現する「ゆらぐ灯り」

日本の伝統工芸で作るシェードと組み合わせ、揺らぐろうそくの炎の明かりをデジタルで再現する「ゆらぐ灯り」

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 自由が丘北口の茶房ギャラリー「古桑庵(こそうあん)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3718-4203)で4月12日、「かぐや~蝋燭のゆらぎ」が始まる。

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 出展は光源の技術開発を手掛けるオーシャンズ(愛媛県松山市)。同社は、ろうそくの炎が作り出す不規則な「ゆらぐ動き」をコンピュータ化したICチップを開発。「1/fのゆらぎチップ」と名付けられた同技術を活用し、日本の伝統工芸や素材をランプシェードにして融合させた「ゆらぐ灯(あか)り」を商品化している。

 同展では、「ゆらぐ灯り」と、細密ペン画家の杉山浩一さんがコラボ。古い木造建築や町並みなどを描いたモノクロ作品を揺らぐ光源で幻想的に照らし出すという。

 杉山さんの作品の多くは東京下町の風景を題材にしているが、今回展示する作品のうち、杉山さんが同社の本拠地・愛媛県松山を訪ねて描いた「道後温泉」「萬翠荘」の初公開作品も含まれている。

 「『ゆらぐ灯り』は半永久的なろうそくとして使っていただける明かり。同じ動きを繰り返さない光源のリズムにより、ろうそくと同じように長時間光を見続けることができるので、明かりのある癒やしの空間を楽しんでいただければ」と同社取締役の重藤あゆ美さん。展示する24点は、受注販売も受け付ける。価格は2万9,400円~。

 営業時間は11時~18時30分(最終日は17時まで)。4月17日まで。

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