自由が丘南口に3月18日、今治タオルの専門店「今治極上手巾 伊織(いまばりごくじょうしゅきん いおり)自由が丘店」(世田谷区奥沢5)がオープンした。運営は旅館事業などを手掛ける「エイトワン」(愛媛県松山市)。
通りからもカラフルなタオルが目を引く「今治極上手巾 伊織 自由が丘店」外観
地域ブランド「今治タオル」の中でも、独自の品質基準をクリアした「今治タオルブランド」認定のタオルをメーンに取り扱う同店。
同社はこれまで「日本のものづくりの素晴らしさを世界にアピールしたい」と、愛媛県外では海外からの観光客が多く集まる鎌倉、浅草へ出店してきた。今回の出店は、今治タオルのコンセプト「安心安全で上質なものづくり」へのニーズが高く、ファミリー層の集まる都内エリアとして自由が丘を選んだという。
出店場所は九品仏緑道沿い角地の路面で、旧「BREE自由が丘」跡。店舗面積は約18坪。店内には何本ものバーを設置し、「タオルを手に取って触ってもらいたい」と利用客の目線に入りやすいようタオルをつるしてディスプレーする。
商品は、タオルソムリエの資格を持つ同社スタッフがセレクトした愛媛県内のタオルメーカー15社による各種タオル、オーガニックコットンにこだわったベビー用品、織りを工夫し柔らかい風合いに仕上げたタオルマフラーなど。
グラフィックデザイナーのセキユリヲさんとのコラボによる同社オリジナル商品「えひめの旅物語」シリーズは、愛媛の代名詞・ミカンや松山城、温泉などモチーフにしたおしゃれな絵柄が目を引く。価格は、ミニハンカチ=630円、フェイスタオル=1,575円、バスタオル=4,200円。
ベーシックな無地タオル「いおりのタオル」シリーズは、昔ながらの手法で柔軟剤・蛍光増白剤・抗菌剤を使わず、綿本来の特性である柔らかさを引き出したもの。フェイスタオル=1,050円、バスタオル=3,150円。
「今治タオルにもそれぞれの素材感があるので、まずはお客さまに手に取って触っていただきたい」とタオルソムリエの資格も持つ友野大地店長。
自由が丘店限定で、同社姉妹ブランドで愛媛県産温州ミカンなどを使ったオリジナル商品を展開する「10(テン)」商品も販売。ジュースやジャムなどをそろえる。
営業時間は11時~20時。