デザインプロダクション「Small Hands(スモールハンズ)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-5701-8358)が販売する「手彫りビーチサンダル」が人気を集めている。
ビーチサンダルを脱ぐとストーリー性のある絵柄があらわれる「手彫りサンダル」
同社とカービングアーティスト大久保彩さんのコラボ企画で生まれた同商品。サンダル台の白い部分にオリジナルのデザインを手彫りし、削り取られた部分から見える下の台の色と合わせると「透かし彫り」のように絵柄が浮かび上がる。
きっかけは、同社の飯田充さんが学生時代に沖縄で出合った「島サンダル(島ぞうり)」。台の部分にハイビスカスなどの模様や文字を彫ったサンダルで、「小さな土産物屋でデザイン島ぞうりを見つけ、当時はオリジナルデザインがマイナーだったので自分で作ってみようと商品化に挑戦した」と話す。
基本デザインは動物や植物、和柄など約30種類のモチーフがあり、客の注文に応じてアレンジしていく。「左右合わせた一つの絵になるようなストーリー性のあるデザイン」「台の部分は履くことで色が変わっていくのでそれを加味したデザイン」にこだわる。価格は2,300円~。
同社は7月、映像・グラフィック・WEBなどの広告制作のデザインをメーンワークに、デザイングッズの提案なども手掛けるデザインプロダクションとして同所に設立したばかり。住宅街の通りに面した同社エントランスに同商品を置いてみたところ、「自由が丘の街を歩く皆さんから」の注文が相次いでいるという。
営業時間は11時~17時。