自由が丘スイーツフォレスト(目黒区緑が丘2、TEL 03-5731-6600)で8月3日から、自由が丘の街の真ん中でミツバチを育てる「丘ばちプロジェクト」で採蜜した蜂蜜を使った「丘ばちスイーツ」の販売が始まる。
丘ばちスイーツは2009年から毎年、同プロジェクト参加店舗が期間・数量限定で販売するオリジナル商品。その年に採蜜したばかりの蜂蜜を使うのが特徴で、今年6月に洋菓子店「自由が丘 モンブラン」(自由が丘1)が「おかばちばくだん」の販売を開始。次いで同館が「蜂蜜の日」(8月3日)にちなんで販売するのは新作を含む2種類。
同館が入居するビル3階テラス部分に今年5月、自由が丘商店街振興組合が管理する「自由が丘ローズガーデン」が完成したのを記念して作られた新作は、メルシークレープ「丘ばちミルクレープ」(1日12個限定=980円、テークアウト680円)。
自由が丘産蜂蜜を入れた同店・大山栄蔵シェフ特製カスタードクリームと生クリーム、もちもちとした食感が特徴のクレープ生地を20層に重ねたミルクレープに、「自由が丘産蜂蜜の深みのある味わいと香りを堪能してもらいたい」と同じ蜂蜜をゼリー状に固めたジュレ、バニラアイスを添えたもの。店内で提供するプレートには、丘ばちをイメージしたかわいらしいデコレーションで仕上げる。
同館の丘ばちスイーツでは定番となっているのがナチュ・マルシェ「丘ばちパウンドケーキ~ハチミツレモン~」(1,500円)。自由が丘産蜂蜜と自家製レモンのコンフィ(砂糖漬け)でしっとりと焼き上げたもので、採蜜時期によって味わいの異なる自由が丘産蜂蜜のうち、生地部分にはコクのある蜂蜜を練り込み、表面には軽やかな香りのある蜂蜜を塗って仕上げている。
同館商品に使っている蜂蜜は今年6月ごろから採蜜されたもので、「季節柄いろいろな花や樹木の香りや味がするが雑味はなく、丘ばちならではの自然の蜂蜜を2種類のスイーツで楽しんでいただけたら」と同館ディレクターの齋藤未来さん。
営業時間は10時~20時。販売は蜂蜜がなくなり次第終了予定で、販売方法の変更が発生した場合は同館公式サイトやツイッターなどで発表する。