自由が丘スイーツフォレスト(目黒区緑が丘2、TEL 03-5731-6600)が11月21日、開業10周年を迎えた。
来年1月分販売の「スイーツフォレスト10thドリームスイーツ」は、ケーキ側面のハートのデザインがかわいらしいマルメゾン大山栄蔵シェフのショートケーキ
屋内型施設にさまざまなスイーツ専門店を集めた「スイーツのフードテーマパーク」として2003年、フードテーマパーク事業を手掛けるナムコ(大田区)プロデュースでオープンした同館。これまで多くの有名人気店の出店や各種イベントを通じてスイーツ文化の情報を発信し、「スイーツの街・自由が丘」のランドマーク的存在として親しまれてきた。
開業のきっかけは、街の活性化を狙って「地場の不動産でできることはないか」と同館を運営する岡田不動産(自由が丘1)の岡田一弥社長がナムコに相談したことが始まりだったという。
「当時はまだフードテーマパークができ始めたころ。女性が多い自由が丘の街ならではのフードテーマパークがつくれないかと議論していく中で(同館の構想が)できていった」と岡田社長。施設名に「自由が丘」の地名を入れたことが大切なキーワードだといい、「これからも『地元』という形を忘れずに、街にある他のスイーツ店と共にスイーツ文化をつくっていきたい」とも。
同館では11月20日から、10周年記念イベント「自由が丘スイーツフォレスト 10th Anniversary スイート10スイーツ」を展開。今後1年間、各種限定スイーツや新企画などを提供していく予定。
毎月限定10台の予約販売を受け付けるのは、同館ゆかりの「スーパー・パティシエ」10人が創作する「スイーツフォレスト10thドリームスイーツ」。12月はdoux(ドゥー)の横井淳子シェフによる「cerne(セルン)」。フランス語で「年輪」の意味で、ホワイトチョコとプラリネクリームで仕上げたもの。来年1月は、マルメゾン大山栄蔵シェフによる7種類のフルーツをトッピングしたショートケーキを提供予定。
来年1月末までの期間限定メニュー「10thアニバーサリー限定スイーツ」では、イチゴでティアラを表現したベリーベリー「アニバーサリーストロベリー ティアラ」(580円、1日30個限定)や、幸運をもたらすといわれる縁起のいいキンカンと桃に金箔(きんぱく)をトッピングしたHONG KONG SWEETS果香「金のアニバーサリー~金柑&スパークリングワイン~」(520円)など全6種類をそろえる。
営業時間は10時~20時。