レストラン・カフェ経営などを手がける「ロブロス」(港区)は12月22日、自由が丘駅南口エリア・東急東横線高架下にテークアウト販売のパティスリー「LOBROS SWEETS BOUTIQUE(ロブロス スイーツブティック)」(目黒区自由が丘1)をオープンした。
同社は昨年10月、自由が丘南口に開業した商業施設「Trainchi(トレインチ)」内にカフェレストラン「自由が丘LOBROS」(世田谷区奥沢5)を出店しており、自由が丘への出店は2店舗目となる。
同店のコンセプトは、「日常のちょっと贅沢なご褒美」。おいしさと栄養価の高さで人気を集めている栃木県産の特殊卵「那須の赤い太陽」など厳選した食材を使用し、「普通のデザートとは違う、食材の味を感じられる商品を提供する」(同社)という。
対面式の店舗面積は2.07坪。自由が丘駅南口改札に面した通り沿いの高架下にあり、サーモンピンクメタリックの店舗外壁が目を引く。ショーケースには、同店のメーンユーザーとなる女性を考慮したサイズ控えめのプチガトー(20種類)や焼き菓子(10種類)、パン(5種類)を取りそろえる。
今後は、「那須の赤い太陽卵」シリーズも力を入れていくという。商品展開は、「赤い太陽プリン」(230円)、「赤い太陽シュークリーム」(220円)、「赤い太陽ブリュレ」(300円)などで、同社と「那須の赤い太陽」のダブルネームによるメニューシリーズとして、来年には通販も予定している。
初のパティスリーを自由が丘に出店した理由について、同社担当者は「昨年出店した『LOBROS自由が丘』の認知度を高める意味で、自由が丘駅周辺で新たな導入動機を作りたいと考えた。今後は、『LOBROS BAKERY』(練馬区)、『LOBROS CAFE』(武蔵野市)などの各業態を総合したセルフサービスの新業態展開を予定しており、ブランディングのひとつとして『デザート』の強化も図った」と話す。
平均単価は1,800円~2,000円。20代~60代前後の女性をターゲットに据える。同店で販売する商品は、「自由が丘LOBROS」などのメニューとしても順次提供する予定。
営業時間は11時~20時30分。1月1日のみ休業。
LOBROS(ロブロス)
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