日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana（カタカナ）自由が丘店」（世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919）で現在、企画展「我が家のネコ展」が開かれている。

入れ子構造のマトリョーシカをベースにした、すぎはらゆりさんの「ネコリョーシカ」

　「猫」がモチーフのさまざまな日本製雑貨をセレクトした同展。同店系列の渋谷ヒカリエシンクス店で昨年開催したところ好評だったことから、今回は同店が「お薦め」する新旧作家13組と国内ブランド13社によるアクセサリーやオブジェ、文房具、玩具、食器などをラインアップする。

　メーンとなるのは、猫好きの作家たちがユーモラスに表現した一点ものの雑貨たち。企画した店主の河野純一さんは「犬と比べると猫の生態は自由な印象があるが、作品の方もいろいろな顔の猫がそろって私もびっくりするほど。飼っている猫や近所の猫など、お気に入りの猫に似た作品を探してもらえたら」と話す。

　猫とイカをモチーフにした作品「イカ紳士とねこ」で人気を集めるイラストレーター・アーティストすぎはらゆりさんも出展。商品は、白木のマトリョーシカにユニークなキャラクターを絵付けした「ネコリョーシカ」（高さ約7センチ＝6,000円～）、猫の顔をかたどったフェルト製コースター「ネコースター」（1,200円）やクレイブローチ（1,000円～）など。

　温かみを感じさせる作風で動物や植物などを描くイラストレーターのささきめぐみさんは、猫が見せる愛らしいしぐさを一つ一つ表現した木製ブローチ（1,500円）、ポストカード（150円）を出品する。

　紙粘土などで立体の動物作品を手掛けるアーティスト・鈴木動物園前（鈴木明佳さん）は、猫のユーモラスな姿を楽器にしたマラカス（3,000円）やベル（2,000円）、キーホルダー（1,500円）など。

　小人や動物などをモチーフにしたカラフルな木彫りクラフトで同店でも人気の工房「スタジオナナホシ」からは、親指大から新たに大型作品まで計4サイズ（1,000円～5,000円）の作品をそろえる（価格は全て税別）。

　営業時間は11時～20時。3月10日まで。