東急東横線・自由が丘駅構内などで3月31日より、ICカード乗車券「PASMO」を活用した動画交通広告の実証実験が行われている。参加するのは、東急電鉄(渋谷区)、東急エージェンシー(港区)、イッツ・コミュニケーションズ(渋谷区)、シナジーメディア(品川区)、三菱電機(千代田区)。
東急電鉄は、今年3月にも自由が丘駅をメーンに自由が丘商店街振興組合と共同でPASMOを活用した動画広告の配信実験を行ったが、今回の実験では、駅待合室など利用客が一定時間とどまる場所に端末を設置することで広告効果の有効性を探る。
前回の実験同様、端末はPASMOリーダー付きディスプレーを使用。同端末の読み取り部分にタッチしたPASMOを、「ランキンランキン」対象店舗内に設置した発券端末にタッチすることで、各種クーポンが獲得できる仕組み。
4月19日までの第1弾は、マンガ「うちの3姉妹」(主婦の友社)、映画「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」(東急レクリエーション)、「ランキンランキンCF、商品ランキング情報」(東急電鉄)の動画広告配信を予定。
期間中、PASMOをタッチした利用者には「うちの3姉妹TV化記念ポストカード」がもらえるクーポン券を、発券端末の抽選で当選すると「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~携帯ストラップ」を、それぞれプレゼントする。
PASMOリーダー付きディスプレー設置場所は、東横線・目黒線多摩川駅上りホーム待合室、自由が丘駅大井町線下りホーム、ランキンランキン渋谷店店頭。クーポン発券端末設置場所は、「ランキンランキン」自由が丘店、自由が丘南口店、渋谷店の3店。
同実験は、6カ月程度の設置を予定しており、4月20日以降の内容については未定。
自由が丘の商店街で「電子屋外広告」+「PASMO」実験キャンペーン(自由が丘経済新聞)東急電鉄東急エージェンシーイッツ・コミュニケーションズ