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自由が丘のギャラリーで「がらすとすいさい」 4年目の父娘二人展

「がらすとすいさい」展から、イラストレーターの宮内ヨシオさんの作品「この場所ですれ違ったら、、」

「がらすとすいさい」展から、イラストレーターの宮内ヨシオさんの作品「この場所ですれ違ったら、、」

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 イラストレーターの宮内ヨシオさんと、ガラス作家ミヤウチモネさんの親子二人展「がらすとすいさい」が9月12日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まる。

ガラス作家ミヤウチモネさんの作品「marshmallow」

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 同ギャラリーでの父娘展は今年で4回目を迎える。透明水彩絵の具を使った温かな作風で書籍や企業カレンダーなどを手がける宮内さんと、その娘で花器やゴブレット(脚付き杯)、コップなどのガラス作品を手がけるミヤウチさんによる作品を展示する。

 宮内さんは1964(昭和39)年、東京生まれ。多摩美術大学美術学部デザイン科染織デザイン専攻(織専攻)卒業。1995(平成7)年からフリーランスのイラストレーターとして活動し、主に子どもを対象とした作品を数多く手がけてきた。

 同展では、野菜や果物、生き物、植物を水彩画で描いた「2025宮内ヨシオカレンダー」の原画を中心に約30点を展示する。作品は販売も行い、カレンダー原画は、B3サイズ=20万円、A4サイズ=3万5,000円~、そのほかの作品=2万円~。

 ミヤウチさんは2025年、多摩美術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻ガラス研究領域修了。現在は同大ガラス研究室に勤務の傍ら作品を発表。作品は主に、型を用いずにガラスを膨らませて成形する手法「吹きガラス」で作っている。

 「その日の気分で、絵を描くような感覚で作っている」(ミヤウチさん)という一輪挿し作品「drawing(ドローイング)」シリーズは、ガラスの動きや柔らかさを生かした、さまざまな形状と独特の色合いが際立つ。同展では、これまで小型の作品が中心だった同シリーズに、中サイズ(高さ約20センチ)、大サイズ(同約30センチ)のバリエーションも加えた約60点を展示販売する。価格は8,800円~1万6,500円。

 開催時間は12時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。今月21日まで。

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