デザインセレクトショップ「D&DEPARTMENT (ディー・アンド・デパートメント)TOKYO」(世田谷区奥沢8、TEL 03-5752-0120)の25周年記念イベントが11月1日~3日、開催される。
環八通り沿いにある「D&DEPARTMENT TOKYO」外観
デザイナーのナガオカケンメイさんが創設した「ロングライフデザイン」をテーマとするストアスタイルの活動体「D&DEPARTMENT PROJECT」の1号店として、2000(平成12)年11月3日にオープンした同店。
同社の松添みつこ社長によれば、当初は「デザインリサイクル」を活動のコンセプトに掲げ、ユーズド品のリペアと販売でスタートしたという。それをきっかけに「日本各地の生産者の方とたくさん出会い、まともなものづくりについて学び、『ロングライフデザイン』が活動のテーマになっていった」と振り返る。
25周年イベントでは、記念グッズの販売や同店にゆかりのあるゲストを招いてワークショップなどを行う。
グッズは、同店外観をプリントしたオリジナルTシャツをはじめ、定番商品の紙製靴箱にシルクスクリーンをプリントした「オリジナル靴箱25周年バージョン」、メッセージ入りリサイクルグラス、同店オリジナルステッカー、同店併設のダイニングで創業当時から提供してきた人気メニューをレトルトにした「d&ドライカレー(25周年限定パッケージ)」などの販売を予定している。
イベントプログラムは、割れてしまった器や花器などの金継ぎ修理の相談を受け付ける「割れたうつわの修理の日」(1日13時~16時)、リペア作業が体験できる「秋田木工の定番スツールを好きな生地に張り替えるワークショップ」(2日12時30分~、15時~、参加費は座面持ち込みで1万4,300円)(以上要予約)、東京・檜原村の林業会社が規格に収まらない部材を販売する「東京チェンソーズ『1本まるごと販売会』」(各日12時~18時)など。
同店の藤田諒店長は「ワークショップではモノ継ぎ(継ぎ師)の持永かおりさんや、椅子張りの『FUJITAKE WORKS』の藤武さんと直接話しながら、自分の愛着のあるものを直したり、自分の手を動かしてアレンジしたりする楽しさを体験してほしい」と参加を呼びかける。