自由が丘駅南口のカトレア通り沿いのビル2階に7月27日、カフェ「cafe one(カフェ・ワン)」(目黒区自由が丘1)がオープンした。
同店は、小山真オーナーと前田美帆店長がカフェ業態の経験を生かして「元気を充電できる空間、生活スタイルを提案できる店」を目指して手がけたもの。自由が丘にオープンした理由について前田店長は「自由が丘は大好きな街だから」と話す。
店内では、「かわいい雑貨を眺めながら、ふわふわ泡のカプチーノと手作りマフィンを召し上がれ」をコンセプトに、こだわりのエスプレッソをはじめとするオリジナルカフェメニュー、雑貨作家らの作品の販売も兼ねた手作りコーナーなどを展開する。
路面ではなく、街の喧騒から少し離れたビルの2階をあえて選んだという同店の店舗面積は10坪。客席数は、カウンター2席、テーブル席16席の全18席。自ら塗装も手がけた漆喰の白壁が落ち着きを感じさせる空間を作り出す。特にテーブル席で使用されているいすには前田店長のこだわりが見られ、「Kチェア」など天然木を使った温かいテーストで人気のある「カリモク」社製のソファ、手作りのいす、幼稚園の園児たちが実際に使用していたいすなど、1脚ずつ趣の異なるものをそろえた。
ドリンクメニューは、小山オーナー自らが提供する「Oneブレンドコーヒー」(480円)、動物や花などのモチーフを描く「お絵かきカプチーノ」(600円)や紅茶など。夜の時間帯には、ビール、ワイン、スピリッツといったアルコールメニューも提供する。
フードメニューは、日替わりマフィンの「ケーキセット」(800円~)、2人が育った地元郷土料理をカフェメニューにアレンジした「今日の宮崎ごはん」「今日の名古屋ごはん」(各800円)など。「カフェという枠の中で、自分たちの好きなことをやりたい」(小山オーナー)といい、それぞれのこだわりを前面に打ち出したメニューが並ぶ。働く女性や主婦をターゲットに、客単価は1,000円~を見込む。
営業時間は、平日・土曜・祝日=12時~24時、日曜=12時~17時。今後は、カプチーノや紅茶の講習会、編み物教室やライブイベントなども予定するという。