飲食事業・洋菓子の企画製造販売などを手掛けるインデンスタイル(京都市中京区)は3月20日、オリジナルスイーツ「京都嵐山 京黒ロール くろまる」専門店「京黒 自由が丘店」(目黒区自由が丘1)を自由が丘北口エリアにオープンした。
「京黒ロール くろまる」は、水墨画を思わせる京都嵐山の冬景色をイメージしたという「白」「黒」のコントラストが印象的なロールケーキ。同社と縁のあった菓子職人と炭焼き職人からアイデアを得て、真っ白な生クリームを竹炭が練りこまれた黒ロール生地で包み、口の中に入れたときの竹炭が生み出す「シャリ感」と「モチモチ感」が特徴。
これまで同商品は、京都市内にある同社直営の甘味処「eX cafe(イクスカフェ)」2店舗のほか、全国百貨店などの催事販売のみの「限定商品」だったが、今回の出店で関東への進出を図る。
出店場所は、女神通り(自由が丘ひかり街沿い)から1本入った旧「自由が丘ポワット」跡。外観は、京都の茶屋を思わせる町屋造り風で、漆黒の壁に白いのれんが目印。
商品は、「京黒ロール くろまる」(1本=直径9×長さ16×高さ7センチ)のみ。価格は1,260円。当面は1日200本を限定販売する。
今回の出店について、同社企画営業部・広報担当の柳田雅紀さんは「屈指のスイーツ激戦区・自由が丘での勝負となるが、『くろまる』はベンチャー精神あふれる京都ならではの新しさと伝統が調和したスイーツだと自負している」と話す。「乳成分高めのロールケーキが多いが、『くろまる』は甘さ控えめ。各地の催事販売では特に男性客に好評を得ている。見た目の美しさ、そしてどなたが食べておいしいスタンダードなお茶請けを目指したい」とも。
営業時間は10時~19時。