青山ブックセンター自由が丘店(目黒区自由が丘2、TEL 03-5726-0271)が3月31日で閉店する。
同店を運営する青山ブックセンター(渋谷区)は、2004年7月に第三者からの破産申立により、自由が丘南口駅前に出店していた同店を含む全7店舗を閉店。同年に洋販子会社「洋販ブックサービス」の支援を受けて営業を再開、翌2005年9月には自由が丘北口の旧「芳林堂書店 自由が丘店」跡に再出店を果たしたが、再度閉店が決まった。
同店は、自由が丘の土地柄を反映したファミリー向けの書籍ラインアップに加え、店内の児童書コーナーでスタッフらによる絵本の読み聞かせイベント「おはなし会」を定期的に開催するなど、子どもから大人まで幅広い客層に支持されていた。
閉店について、小和田正樹店長は「急なお知らせとなってしまい、大変残念。当社のカラーは、自由が丘の土地柄に大変合っているので、機会があれば3度目の再出店を願っている」と話す。
同店では現在、店内特設コーナーで「洋書バーゲン」を開催している。バーゲン品は、すべて50%引きで販売。デザイン、フード、ファッション、女性向けライフスタイル書などのビジュアル書をメーンに、ペーパーバックなど計約1万冊を扱う。閉店が迫る中、急きょ、「おはなし会」を今月29日15時より開く。
営業時間は、平日=12時~21時、土曜・日曜・祝日=12時~20時。