自由が丘にフカヒレ料理店-鶏白湯スープで煮込む「フカヒレそば」人気に

フカヒレのシルエットが目印、自由が丘公園近くにある「蔭山樓」

フカヒレのシルエットが目印、自由が丘公園近くにある「蔭山樓」

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 自由が丘北口エリアの学園通り沿いに4月20日、フカヒレをメーンにチャイニーズフレンチスタイルの料理を提供する「蔭山樓(かげやまろう)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-3718-6436)がオープンした。

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 出店場所は、学園通り沿いのビル1階部分、旧「J'ai faim!ikku」跡。店内は白と黒を基調とした落ち着いた雰囲気で、席数はカウンター4席を含む計24席。

 同店オーナーシェフの蔭山健一さんは、京王プラザホテル(新宿区)などの有名中華料理店で修行後、旧京王プラザホテル高松や筑紫樓恵比寿店(渋谷区)の料理長などを歴任。その後、故郷の千葉に拠点を移してラーメン店を開業したところ、蔭山さんオリジナルの特製鶏白湯スープをベースにしたラーメンが評判を呼んだことから、「このスープでどれだけ勝負できるか、もう一度自分の中華料理を極めたい」(蔭山さん)と今回のオープンを決めた。

 フカヒレは宮城県気仙沼からの直送品を使い、鶏の手羽先肉から丁寧にダシを取った濃いうま味が特徴の鶏白湯スープで煮込む。そのほか千葉県産の滋養卵「紅孔雀」や三浦半島の朝採り野菜を使うなど、素材や調理法にもこだわりを見せる。

 昼は、麺料理をメーンに野菜を使った前菜2皿、デザートに杏仁豆腐が付いたセットメニューを用意。現在は、「春キャベツと棒ゆばの白湯麺セット」(1,200円)、「朝採り野菜のタンタン麺セット」(1,600円)など3種類を提供。夜は、アラカルトで「名物ふかひれの煮込み」(2,800円)、「えびと紅孔雀玉子のチリソース」(1,400円)のほか、季節の魚介や野菜を使った日替わりメニューをそろえる。

 麺・ご飯類は、レモンを搾るとひと味違う食感が楽しめる「こだわり麺の名物塩らーめん」(880円)や「ふかひれ煮込みあんかけそば(しょうゆ味)」(1,700円)、「カニとふかひれのあんかけごはん」(1,980円)などが「人気」だという。そのほか、「淡路島産『きんこ』入りサンラー湯麺」(1,300円)、ヘーゼルナッツラテを飲んでいてアイデアがひらめいたという「ヘーゼルナッツ風味のTANTAN麺」(1,200円)などの珍しいメニューも。

 ドリンクメニューは、グラスワイン(600円~)、スパークリング日本酒(ボトル=1,600円)、10年ものの紹興酒(250ミリリットル=1,200円)などを用意する。

 「夜はお好きな酒とアラカルトメニューでゆっくりと楽しんでいただき、最後は自慢のフカヒレラーメンで締めていただければ。今後は、得意素材の魚介類を使ったおすすめメニューを増やしていく予定」(蔭山さん)。

 営業時間は11時30分~15時、18時~22時。木曜定休。

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