短い足で人気の猫「マンチカン」とらえた写真展-自由が丘のギャラリーで

ペット写真のスペシャリストが「マンチカン」の子猫の愛らしさを余すところなく伝えた写真集「ころころマンチカン」から

ペット写真のスペシャリストが「マンチカン」の子猫の愛らしさを余すところなく伝えた写真集「ころころマンチカン」から

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 アートギャラリー&カフェ「キアン」(目黒区自由が丘1、TEL 03-5731-6980)で現在、ペット写真家の小川晃代さん、湯澤祐介さんの写真展が開かれている。同展は、写真集「ころころマンチカン」の発売を記念したもの。

カゴの中からじっと見つめる「マンチカン」の可愛いショット

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 1980(昭和55)年埼玉県生まれの小川さんは、幼いころから大の動物好きで、学生時代には動物病院のアルバイトやサファリパークの飼育研修を経験し、高校卒業後はペットショップに勤務。「自分できれいにした犬たちをきれいに撮影できたら」(小川さん)との思いから、ペット専門の写真家に弟子入りした。

 その後、番組制作会社でペット番組のディレクター職を経て2007年には、動物専門の写真撮影や番組などを手がける制作会社「アニマルラグーン」を設立。現在は、トリマーやドッグトレーナーなどさまざまな動物資格を持つペットのスペシャリストとして、ペットのフォトグラファー「ペトグラファー」やディレクター、コーディネーターなどで幅広く活動している。

 同展では、7月に発売した写真集「ころころマンチカン」(ぶんか社)のために撮り下ろした中から同書未収録作品も含む34点を選んで展示。「猫界のダックスフンド」とも呼ばれる短足が特徴のマンチンカンの、生後40日前後の子猫たち11匹が見せる愛らしい姿が来場者から人気を集めている。

 「今回はカメラマンアシスタント時代の先輩である湯澤とともに、今大人気のマンチカンの子猫たちとの撮影を楽しんだ。無邪気で甘えん坊の子猫たちはいろいろな表情を見せてくれる。会場にいらしてくださった皆さまが『癒やし』を感じてくださればうれしい」(小川さん)。

 展示作品は販売も行う。ワイド四つ切サイズ=16,800円(額付き)、A3サイズ=26,200円(同)、2Lサイズ=5,000円(写真立て付き)。そのほかマンチカンのポストカードや卓上カレンダーなどのオリジナルグッズも限定販売する。

 営業時間は12時~18時。水曜定休。9月13日まで。週末は、小川さんや湯澤さんほか同社スタッフが在廊して作品説明など行う予定。

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