自由が丘北口エリアに4月22日、米粉パン専門店「WARA(わら)自由が丘工房」(目黒区自由が丘1、TEL 03-5731-1147)がオープンした。運営は広告宣伝、販売促進事業などを展開するアドタッチ(岡山県岡山市北区)。
ここ数年、米粉を使ったパンやスイーツが人気を集めているが、同社が開発した米粉パンの生地は国産米粉が80%以上も含まれているのが特徴。「米特有の水分量調整が難しいことから、商品として販売されている米粉パンは20~30%程度の割合のものが多いのでは」と同社。同社商品は米粉の割合が多い分、モチモチとした食感やでんぷん質が作り出す甘みも強く、腹持ちも良いという。
出店場所は自由が丘北口すずかけ通り沿いの路面で、「稲穂のわら」「和の良いところ」を意味する店名に合わせて瓦などを使った和のイメージの外観に仕上げた。1階(20坪)はパンやスイーツの対面販売と工房、2階(38坪)はイートインカフェで、カウンターとテーブルを合わせて50席を用意する。
メニューは、米粉の食感が一番楽しめるという「WARA食パン」(450円)、「WARA 五穀」(550円)など9種類のパンドミー、クロワッサン(190円)、白焼きの食パンをベースにした丸型の米パン(100円)のほか、野沢菜やツナマヨ、ヒジキなどが入ったおにぎり型の総菜パン「ごまおやき」「五穀おやき」(各180円)など50~60種類をラインアップする。
生地に米粉を使ったスイーツメニューは、シフォンケーキ(200円)、黒豆入り抹茶やキャラメルなどのロールケーキ(全10種類、1カット=380円、1ロール=1,800円~)、ガトーショコラ(300円)など。
カフェメニューは、ケーキセット(ドリンク付き=850円)のほか、5月以降はピザやピタパンなど米粉フードのセットメニュー(サラダ・ドリンク付き=850円~)も提供する予定。ドリンクは、コーヒー(350円)、ダージリン(400円)、生ビール(600円)やハウスワイン(赤・白=500円)などのアルコールも。
「テークアウトしたパンを温める場合はトースターが一般的だが、当店の食パン・菓子パン・総菜パンはご飯同様『電子レンジ』で軽く温めると、ふんわりモチモチした食感を楽しんでいただける。今後はこの米粉パンのおいしさを日本中に広めていきたい」と同社担当者。
営業時間は10時~23時。今月28日には都立大学駅近くに都内2号店(目黒区平町1)のオープンも予定する。