自由が丘南口エリアの自由通りに4月24日、テークアウト販売のパティスリー「La Farine(ラ・ファリーヌ)自由が丘」(世田谷区奥沢5)がオープンした。
フランス語で「小麦粉」を意味する同店は、港区白金台にある「ラ・ファリーヌ」の姉妹店。保存料や着色料などの添加物を一切使わない焼き菓子とフレッシュケーキが特徴。
出店場所は奥沢教会向かいの路面店で、対面式の店舗面積は約13坪。姉妹店で好評を得ているフィナンシェやパウンドケーキなどの焼き菓子(常時20種類前後)をメーンに、ショーケースにはロールケーキやショートケーキなどのフレッシュケーキ(15種類前後)を取りそろえる。
オーナーの鞍掛隆英さんは「自由が丘はスイーツ激戦区と言われているが、まずは地元の方に愛される味と価格にすることを考えた」といい、甘みあっさりのシンプルな味わいの商品を値ごろな価格で提供する。
焼き菓子は、マドレーヌ(プレーン、ショコラ=180円)、フィナンシェ(170円)、パウンドケーキ(オレンジ、キャラメルノア、バナナ、ドライフルーツ=180円)、クッキー各種(320円~)など。
フレッシュケーキは、イチゴのショートケーキやモンブラン(400円)、カリカリのシュー皮の食感が楽しめるシュークリーム(220円)のほか、卵・小麦粉・砂糖・生クリームだけで作ったロールケーキ「純生ロール」(1本=900円)、「はちみつたっぷりのロールケーキ」(プレーン=900円、フランボワーズ=1,000円)なども。
中でもオープンから人気を集めているのが、北海道紋別郡興部町(おこっぺちょう)にあるノースプレインファーム産の無添加・低温殺菌牛乳を使った「おこっぺ牛乳のソフトクリーム」(カップ=300円、手作りコーン=330円)。デパ地下での期間限定販売を除き、常時提供するのは同店が都内初となる。
「開店してお客さまの声を聞くと、オーソドックスな味を求める方が多いように見受けられる。今後は無添加のシフォンケーキなど、お子さんが安心して食べられるおやつも増やしていきたい」。
営業時間は11時~19時。月曜定休。