自由が丘北口エリアにあるカフェ&アトリエ「cafe イカニカ」(世田谷区等々力6、TEL 03-6411-6998)で9月5日、同店がセレクトした食品などを販売する「月市(つきいち)」が開かれる。
毎月第1日曜日開催の「月市」で販売する東京・小石川のジャム「小匙」
同店では、今年3月より毎月第1日曜日を「パンの日」として、ランチメニューで提供している横浜・菊名のパン屋「山角(さんかく)」の黒カンパーニュや、東京・小石川のカフェ「橙灯」の特製ジャム「小匙」などを限定で販売し、好評を集めてきた。
「今月から『月市』と名前を改め、これまで販売してきたパンとジャムは引き続きそろえ、わたしたちが旅行先などで出会った食べ物や旬のものなども合わせていろいろとご紹介していきたいと考えた」とオーナーの平井康二さん・かずみさん夫婦。
今回販売するのは、「山角」の黒カンパーニュやイングリッシュマフィン、スタンダードな食パンなど約10種類(200円~)、「小匙」からはルバーブやモモ、完熟いちごなど季節のくだものを使った各種ジャム(500円~)、青森の茶葉専門店「コノハト」のオーガニック中国茶(980円~)、フラワースタイリストとして活躍するかずみさんが作るブーケや枝ものを使ったリース(500円~)などもそろえる予定。
同店は昨年オープン。平井さん夫妻によるオリジナルカフェメニューをはじめ、取り扱う器や雑貨、店内で開講する「花の会」などが好評で、その世界観を紹介した平井かずみさんの著書「いつも、花のこと。うつわ、雑貨、古いもの。花のある暮らし。日常花がもっと楽しくなる『小さな工夫』」(マーブルトロン、1,680円)が今年7月に発売されたばかり。
「本をご覧になってお問い合わせをいただいたり、店に足を運んでくださったり、店内で開講している各種教室への参加者も増えたりしてうれしい限り。『月市』は店頭に品物を並べて販売するので、カフェを利用されなくても買い物だけでも楽しんでいただければ」(かずみさん)。
開催は12時からで、売り切れ次第終了。営業時間は12時~20時、水曜定休。