自由が丘にロックバー「バードソングカフェ」-中目黒から移転

レコードコレクションと真空管アンプが作り出すやわらかいサウンド、気さくな会話が楽しめる「BIRD SONG CAFE」

レコードコレクションと真空管アンプが作り出すやわらかいサウンド、気さくな会話が楽しめる「BIRD SONG CAFE」

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 自由が丘北口にロックバー「BIRD SONG CAFE(バードソングカフェ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3725-6687)がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは9月27日。

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 中目黒のロックバーとして、音楽ファンには有名だった同店。もともとは自由が丘に店を構えていたという。「今から10年以上前、自由が丘デパートに同じ名前の店があって自分はそこの常連だった。事情で閉店することになり、ひょんなことから全くの素人だった自分が名前を譲り受けて中目黒にオープンした」と振り返るオーナーの梅澤淳一さん。中目黒の旧店舗が賃貸借契約満了となったのを機に、古巣・自由が丘での再出店を決めた。

 場所は、女神通り(自由が丘ひかり街沿い)から1本入った角地のビル地下1階部分。店舗面積は約10坪で、席数は約12席。白を基調としたバックバーにはこだわりのスピーカーと真空管アンプを置き、カウンターやドアはエイジング塗装で古材風に仕上げるなどで、くつろげる空間を作った。

 レコード約1,500枚、CD約1,300枚をそろえ、プレイリストはジャクソン・ブラウンやニール・ヤング、トム・ウェイツなどの70年代のシンガーソングライター系をメーンに、ロック、サザンソウル、ディープソウルなど。「良いものであれば何でもかける」のが同店流で、時には懐かしいアイドルソングをチョイスすることも。

 ドリンクメニューは、ハイネケン生ビール(600円)などの各種ビール、バーボンやジン(700円~)、焼酎やグラスワイン(600円~)など。フードメニューは、カレー(800円)、シンガポールチキンライス(1,000円)、スペインオムレツ(500円)、おでんやポトフなど。そのほかシフォンケーキやロールケーキなど手作りスイーツ(500円~)も用意する

 同店のコンセプトは「70年代のロック酒場」。広告代理店に勤めていたころは「音楽フェチの広告屋」と呼ばれるほど音楽好きだった梅澤さんにとって、70年代の吉祥寺や中野など中央線沿いにあった音楽酒場が理想だという。

 「ちょうど学生運動が盛んなころだったが、店の雰囲気はとてもおおらかだった。ぜひその平成版をこの自由が丘でもやっていきたい。音楽に詳しくないから、ロックバーだからなどとあまり構えずに、気軽に来て飲んでいただければ」。今後はライブやDJイベント、落語会なども開催する予定。

 営業時間は19時~翌2時。日曜定休。チャージは500円。

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