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緑が丘にフレンチトースト専門店-独自の焼き方でパンの風味生かす

スイーツ風メニュー「アーモンドとヘーゼルナッツシロップのフレンチトースト」(650円)

スイーツ風メニュー「アーモンドとヘーゼルナッツシロップのフレンチトースト」(650円)

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 東急大井町線・緑が丘駅前に12月、「cafe Haru&haru(ハルアンドハル)」(目黒区緑が丘3、TEL 03-3718-2188)が都内初の「フレンチトースト専門店」としてオープンした。

フレンチトースト専門店「cafe Haru&haru」外観は南仏のイメージ

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 同店のフレンチトーストは、昔ながらの本場フランスの作り方をベースに、オーナー大谷春斗さん考案の焼き方で焼く。外はパリッと、中はふわっとしたフランスパン本来の食感が特徴。

 きっかけは、大谷さんがフレンチのシェフ時代に店で余ったフランスパンを持ち帰っておやつ代わりにフレンチトーストを作るうちに、焼き方の火加減を工夫するなど「おいしいフレンチトーストを作りたいと本格的に取り組み始め、7年越しで完成させた」という。将来カフェを手がけたいと考えていたことから、フレンチトーストをメーンに据えた。

 店舗面積は14坪で、席数はテーブル21席、カウンター6席の計27席。内装・外観ともに「大好きな南仏をイメージした」という同店は、白と青を基調に古材を使ったドアやディスプレー、木製カウンターなどで温かい雰囲気に仕上げた。

 メーンとなる「Haru プレーンのフレンチトースト」(600円)は、同店近くのベーカリーで焼いてもらったフランスパンに卵のソースを浸し、乳脂肪分の少ないバターで「焼くというよりは『蒸す』に近い」焼き方で仕上げたもの。

 メニューは、「焼きリンゴとココナッツクリーム」(700円)、「ブルーベリーと木苺」(850円)などスイーツ風ソースと合わせたものや、「生ハムとシャキレタ」(850円)、「海老とズッキーニ」(900円)などを付け合わせたものなど常時13種類のフレンチトーストをそろえる。ドリンクは、オリジナルブレンドの「haruコーヒー」(450円)やハーブティー(800円)のほか、各種ビール(550円~)やカクテル(700円)などのアルコールも。

 開店から約1カ月が過ぎた。利用客は近隣に住む主婦やファミリーから、近くの東工大学生まで幅広い客層だという。「フレンチトーストはケーキやカクテルのようにいろいろな組み合わせが楽しめるので、季節メニューも増やしていきたい」と大谷さん。今後はテークアウトも予定している。

 営業時間は10時~19時。月曜定休。

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