自由が丘スイーツフォレスト(目黒区緑が丘2、TEL 03-5731-6600)は3月11日より、花粉症対策に効果があるとされる素材を使った「花粉症対策スイーツ」を期間限定で販売する。
環境省によると、今季の関東地方の花粉飛散量は昨年比で2倍~6倍になると予測され、関東以西では3月上旬から中旬にピークを迎えるという。
「当館のパティシエやスタッフもすでに花粉症に悩まされている者が多いことから、体に優しくおいしいスイーツで花粉症の方のために少しでもお役に立てれば」と同館プロデューサーの齋藤未来さん。花粉症対策に効果があるとされる素材「じゃばら」「バナナ」「しょうが」「レモン」を使った4種類のオリジナルスイーツを用意した。
一例として、アイスクリーム店「ミキシン ミクスリーム」の「じゃばらのハニーミルフィーユ」(590円、1日10個同館限定)は、アレルギー抑制効果のある「フラボノイド」を多く含み、花粉症対策に効果があると注目を集めているかんきつ類「じゃばら」を使っている。
じゃばらは和歌山県北山村だけに自生するため供給量が限られているが、同県出身の榎本臣呉シェフが「故郷の味をぜひ皆さんにおいしく召し上がっていただきたい」と開発したという。さっぱりとした酸味のじゃばら果汁をミルクアイスとミキシングし、カスタードクリーム、蜂蜜、パイを合わせて仕上げた。
バナナ「甘熟王」を1.5本分使用したアローツリーの「スイートバナナタルト」(680円)、ベネズエラ産チョコレートムースにしょうが入りの紅茶ムースと砂糖漬けのしょうがを閉じ込めたパティスリーアンファンスの「ジャンジャンブル」(480円、同館限定)、はちみつレモンムースにはちみつ漬けのレモンスライスを重ねたパティスリーアンファンス「はちみつレモン」(480円、同館限定)も同時販売する。
営業時間は10時~20時。販売は「花粉情報などを参考にしながら」4月下旬までを予定。