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自由が丘に日本食とワインの店「ナナハ 草」-人気和カフェが新業態

ワインセラー(写真奥)も完備する、日本食とワインの店「nanaha 草」店内の様子

ワインセラー(写真奥)も完備する、日本食とワインの店「nanaha 草」店内の様子

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 自由が丘北口に7月28日、日本食とワインの店「nanaha 草(ナナハ・そう)」(目黒区自由が丘2)がオープンした。運営は、和カフェ「ナナズ・グリーンティー」などを手がける七葉(世田谷区)。

手作りくず餅と日本茶・抹茶も付いたランチセット、「鮭の炭火焼」(1,700円)

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 これまで日本茶・抹茶がメーンの和カフェを全国展開してきた同社が、「日本食とワインの新しい楽しみ方」をコンセプトに初めてアルコールを取り扱う同店。店名は、茶の湯の概念「真・行・草」に由来し、格式や型にとらわれず自由に崩したスタイル「草」から名付けた。

 出店場所は、サンセットアレイ通り沿いのビル地下1階・旧「ピエトロズ・パスタ自由が丘店」跡。店舗面積は60坪、席数はカウンター・個室を含めた55席を用意。白と木目を基調とした明るい店内には、茶器をモチーフにしたランプシェードや点前道具も。

 料理とワインは、同社代表の朽網一人さんが直々にスカウトしたという緑が丘の日本料理店「幹東」店主だった星野幹東さん、奥沢の旧「ワインバー・ジュリアーノ」で料理長を務めていた山田紀子さん、シェフソムリエの糠信加世子さんが担当する。

 料理は、星野さんの目利きで選んだ産地直送の新鮮な魚をメーンに、ガラス張りの厨房内で魚や肉、野菜なども備長炭でじっくりと焼き上げる「炭火焼き」メニューが特徴。その日の朝に生け締めにした焼津産共水うなぎの「鰻 白焼き・たれ焼き」(腹側=1,400円、尾側=1,600円)、今が旬の島根・高津川産「鮎塩焼き」(1,200円)など。

 そのほか各種お造り(1,200円~)、煮物・蒸し物(850円~)などもそろえ、越前産サワラなど旬の魚を羽釜で炊き込んだ「羽釜ごはん」(みそ汁、おしんこ付き=600円)は毎晩20時、21時、22時に炊きたてを提供する。

 ワインリストは、フランスをメーンに山梨や北海道など国産もラインアップ。シャンパンは常時20種類、ロゼスパークリング10種類、白ワイン30種類、赤ワイン50種類をそろえる。グラス=600円~、ボトル=3,800円~。そのほか「COEDOビール 白」の生ビール(700円)や日本酒「梵」(1合=1,200円)なども。

 当初は、女性一人でも気軽に食べられる和食店として30代前後の女性客を見込んでいたが、「オープン後は近隣住民の方を中心に幅広い年齢層の来店がある」と同店担当者。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、カフェ=15時~18時、ディナー18時~翌1時。

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