衣類・アクセサリー・雑貨・食品などのフェアトレード商品を取り扱う「ピープル・ツリー自由が丘店」（目黒区自由が丘3、TEL 03-5701-3361）が現在、「東北キャンドル・ライト・プロジェクト」を展開している。

発売予定のフェアトレードキャンドル「グラスキャップキャンドル」（写真はチャイ）

　同企画は、同店を運営するフェアトレードカンパニー（世田谷区）のフェアトレードパートナーである、インドとバングラデシュの生産者団体が製作したキャンドル全商品の売り上げの10％を東北被災地の支援活動に寄付するもの。

　キャンドル生産者パートナーの一つ、インド・コルカタの「サイレンス」は1979年、耳の不自由な人々を自立支援する共同作業所として設立。当初は6人のメンバーからスタートし、現在では100人余りがキャンドルやカード作りで収入を得ているという。

　間もなく東日本大震災から1年を迎える今、「（この企画が）キャンドルを作る人、使う人、そして被災地の方々の思いをつなぐ希望の光になれば。キャンドルをともす度に震災と被災地へ思いをはせ、継続的な温かい支援の輪を広げることを目指したい」と同社担当者。

　今月下旬にはキャンドル新商品も投入。「フラワー・ティー・ライト・キャンドル」（3個セット＝1,500円）、「パステルカラーのモザイクキャンドル」（小＝1,600円、大＝2,000円）、「グラスキャップキャンドル」（チャイ、ココナッツ、シトロネラ＝各1,900円）、「スウィートブーケ・香り付きキャンドル」（ローズ、ジャスミン＝各2,800円）をそろえる。

　同社ではこのほか、サフィア・ミニー社長が東北の被災地や関係者にインタビューを行い、その内容を公式サイトで紹介する企画も進めているという。

　営業時間は11時～20時。キャンペーンは同店ほか、銀座の直営店、全国の取扱店、オンラインショップなどでも展開。12月31日まで。