駒沢の自由通り沿いにある「イオグラフィック ショップ アンド ギャラリー」(目黒区東が丘2、TEL 03-5779-7389)で8月1日、「廣田理子(あやこ)さんのガラスのアクセサリー展」が始まった。
一点もののネックレス、チョーカー、ピアス、ヘアゴムなどを限定販売する(写真はアイテムの一部)
ガラス作家の廣田理子さんは、多摩美術大学デザイン科立体デザイン専攻卒業後、ペンランドアートスクール(アメリカ)やビルド・ヴェルク(ドイツ)でランプワークなどを学び、現在は自宅に工房を構え活動している。
手掛けるのは、「自然の中にある水の世界」を形にした無色透明なアクセサリー。アクセサリーパーツのガラス部分は無色または透明、フロスト(霜降り)に加工され、繊細で透明感のある涼しげな作風が特徴。同ギャラリーでの作品展は昨年に続いて2回目となる。
ガラス製アクセサリーパーツは、工業用のガラス管や棒を時には2000度以上になることもある高温バーナーで溶かし、加工していく。作品のモチーフは、雨の日に葉っぱから落ちるしずく、水面の揺れ、植物の細部など普段の生活の風景の中からインスピレーションを受けることも多く、「見飽きることのない自然の断片を自分の体とガラスを使って表現したい」と廣田さん。
パーツの表面がとがった形が印象的な「水の星」、水の表面が揺れる様子を表現した「みなも」など作品名も印象的。ネックレス(3,800円~)、ピアス(2,800円~)などをそろえる。いずれも一点もののため、数には限りがある。
営業時間は12時~19時。水曜定休、8月13日~15日夏季休業。8月31日まで。