目黒通り・八雲3丁目交差点近くに11月15日、電動アシスト自転車専門店「自由が丘 モトベロ」(目黒区八雲3)がオープンした。運営はモトベロ(渋谷区)。
自転車用チャイルドシートや子ども用ヘルメットなどオプション品で「カスタマイズ」を提案
ヤマハやブリヂストン、パナソニック、エポヴェロ、ルイガノ、A2Bなど国内外メーカーの電動アシスト自転車をメーンに常時80台以上をそろえる同店。日本初の電動自転車専門店として知られるサイクルショップオギヤマ(大田区)との合弁で出店した「代官山 モトベロ」(渋谷区)に次ぐ2号店となる。
代官山店と比べファミリー層の利用が見込まれる同店では、自転車に子どもを乗せて行動することが多い子育て中の20~40代をメーンターゲットに「車のようにドレスアップが楽しめる」電動アシスト自転車のカスタマイズを提案。各種パーツによるカスタマイズのほか、チャイルドシートや幼児向けヘルメットなどのオプション用品を数多くそろえる。
店舗面積は約60坪。店頭には試乗車を常時用意しており、「TRY ME」のプレートが掛けられているモデルであれば周辺公道を走行体験できる。
取り扱う電動アシスト自転車の中心価格帯は10万円前後。中には、低合金鋼の一種「クロムモリブデン鋼」で軽量フレームを実現した同社オリジナルモデル「ヒルチーター」(39万8,000円)などの高級車も。そのほか、子ども向け「ルイガノ」のジュニア車(16インチ~20インチ=3万5,800円)、「ビー・オール」や米「ライナス」などの街乗り用バイクなどもそろえる。
専属の電動自転車整備士によるカスタマイズは、ヘビ柄からカラフルなものまでそろえる各種タイヤ、グリップ、サドルなどのパーツ交換や、スワロフスキーを使ったデコレーションなどにも対応。作業料金は2万5,000円~。
自転車に取り付けるチャイルドシートは「OGK」(1万4,800円)、ノルウェー「ハマックス」(1万2,800円)、オランダ「イエップ」(2万2,050円)など、見た目のかわいらしさだけでなく安全性も重視したメーカーをラインアップする。
「電動アシスト自転車は高い買い物だけに長く大事に乗ってもらいたい。そのため試乗車の在庫もそろえているので、まずは乗って確認し、安全性も考えてもらえたら。カスタマイズで『自分仕様の電チャリ』を楽しんでほしい」と同社取締役営業本部長の澤山俊明さん。
同社の販売は全て「定価」「実店舗のみ」が特徴で、「自転車屋が本業なだけに、どこよりも真摯(しんし)に対応するのがポリシー」といい、同社オリジナル保険や無料定期点検(5年間)、無料パンク修理(1年間)などのオリジナルサービスで他店との差別化を図る。
営業時間は10時~20時。