買う

自由が丘に国産眼鏡専門店「金子眼鏡店」-鯖江の職人による手作り

サンセットアレイ通りの路地に面した「金子眼鏡店 自由が丘店」外観

サンセットアレイ通りの路地に面した「金子眼鏡店 自由が丘店」外観

  • 0

  •  

 自由が丘北口に「金子眼鏡店 自由が丘店」(目黒区自由が丘1、TEL 03-5726-9955)がオープンして1カ月が過ぎた。運営は金子眼鏡(福井県鯖江市)。

「大人の消費者に向けた居心地のよい空間」に仕上げた店内の様子

[広告]

 同社は1958(昭和33)年、眼鏡産地として知られる福井県鯖江に創業。昔ながらの伝統製法を継承した自社工房の職人によるブランド「金子眼鏡」をはじめ、「日本の眼鏡職人シリーズ」、日本発インターナショナルブランド「SPIVVY(スピヴィ)」など鯖江の眼鏡職人による日本製アイウエアの企画・製造・販売を手掛ける。

 直営店「金子眼鏡店」の都内5店舗目となる同店は約5年ぶりとなる路面店。場所はサンセットアレイ通り沿い、「n°11 JIYUGAOKA」跡。店舗面積は32坪。店内はコンクリートや、エイジング加工を施した金属素材、木や革、石などの自然素材を組み合わせたモダンな造りで、「大人の消費者に向けた居心地のよい空間」に仕上げた。

 「不易流行」を理念とする同社は、セルロイドやサンプラチナといった「いにしえの素材」を用い、100年以上にわたり鯖江で培われて来た伝統的なものづくりを基にしたフレームが特徴。

 店内に常時800~1000本をラインアップするフレームは全て同社ブランド。「金子眼鏡」、日本の眼鏡職人シリーズ「泰八郎(たいはちろう)謹製」「井戸多美男作」「恒眸(こうぼう)作」「與市(よいち)」のほか、「SPIVVY」「PRiSCiLLA by Lazy Red」など。平均価格は5万円(フレーム、レンズ込み)。

 自由が丘への出店について、同社広報担当の大橋法明さんは「細街路の回遊性と低層の街並みが心地の良い自由が丘は文化的で洗練された大人の街。自由が丘店はイメージ的にも重要な戦略拠点となることを目指している」と話す。

 同店を「作り手と皆さまの架け橋となる場」と考えているといい、「今まで作り手がじかに伝えることのできなかった、ものづくりへの思いをさまざまな側面から皆さまにお届けしたい」とも。

 営業時間は11時~20時。水曜定休(祝日の場合は翌日休み)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース