自由が丘南口の九品仏川緑道で4月2日・3日、毎年恒例の「自由が丘さくらまつり」が開催される。主催は自由が丘南口商店会。
会場となる九品仏川(くほんぶつがわ)緑道には、東急大井町線緑が丘駅付近から自由が丘駅付近までの約1.7キロにわたってソメイヨシノや淡い黄緑色の花を咲かせるウコンザクラなどが植えられ、毎年春になると桜並木が訪れる人の目を楽しませている。
当日の沿道では、同商店会婦人部による野だて、飲食店ブースが出店するほか、プロの大道芸人らによるジャグリングやマジックなどが楽しめるストリートパフォーマンス、子ども向け「シルバニアファミリーのわくわくステージショー」(両日12時、14時、16時)などが行われる。
今年で3回目の出店となる「茨城県震災復興支援ブース」は、かすみがうら市の「フィッシュ&チップス」(2日)、久慈郡大子町の「シャモの照り焼き」(3日)のご当地グルメを販売する。フィッシュ&チップスは、イギリスの国民食として知られる同メニューを地元産ナマズと県の特産品・レンコンを使って再現したもの。シャモは、普通の鶏肉と比べて肉のうま味が濃いといわれる地元地鶏ブランド「奥久慈しゃも」を使うという。
そのほか、自由が丘北口の商店会「ひかり街」が同イベントに合わせ、それぞれの商店会を回遊するラリー、抹茶と和菓子の提供(有料)などを行う予定。
開催時間は12時~20時(3日は18時まで)。雨天一部決行。
東京都心では各所でサクラが開花しているが、同緑道は3月25日午前時点で二~三分咲き程度。