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圓融寺で「オーガニックマーケットAOZORA」農・食・音100ブースが出店

農・食・音100ブースが出店する「オーガニックマーケットAOZORA in Himonya」写真は昨年開催時の様子 

農・食・音100ブースが出店する「オーガニックマーケットAOZORA in Himonya」写真は昨年開催時の様子 

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 碑文谷の「圓融寺(えんゆうじ)」(目黒区碑文谷1)で4月17日、「オーガニックマーケット AOZORA in Himonya」が開かれる。主催はAgri-Connections(目黒区)。

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 AOZORAは2012年、東日本大震災の被災農家支援をきっかけに世田谷でスタートした市民主導によるフェアトレードマーケットのプロジェクト。「ひと駅にひとつのフェアトレードマーケットを」をコンセプトに、地域実行委員が中心となって企画開催している。

 同イベントは昨年、有機野菜やオーガニック雑貨販売など約100ブースが集まる「国内最大級の地域型フェアトレードマーケット」として同所で初開催。1万人以上が来場し、地域住民を中心に関心を集めた。

 2回目となる今年も「農・食・音のオーガニックな祭典」と銘打ち、生鮮販売の農家や飲食店、雑貨店、ワークショップなど約100ブースが出店。有機野菜や朝摘み野菜などの農産品や加工品、ハンドメード雑貨、アパレル、菓子などを取り扱う。

 参道および釈迦堂(阿弥陀堂)周辺に作られる「オーガニックショップフィールド」には、ボランティアスタッフが竹を切り出して作ったという竹製ブースが並び、さまざまな買い物が楽しめる。境内中央に位置する本堂前には「ライブステージ」、その横に「ダンスフィールド」を設け、音楽やダンスなどのプログラムを予定。

 ダンスフィールドに隣接する「フードフィールド(飲食コート)」では、無農薬野菜などを使ったメニューを手掛けるキッチンカーやカフェが出店する。そのほか、境内右手にある平屋建ての旧庫裏(きゅうくり)や客殿(書院)会場では講演会やワークショップなどが開かれる。

 同イベント実行委員長で、農産地と都会を結ぶさまざまなプロジェクトに携わる和気優さんは「東京23区内でもっとも古い木造建築『釈迦堂』を有する古刹(こさつ)・圓融寺と、新しいオーガニックとの融合で、今年も有機的かつ個性的なブースが一堂に集まった。当日は目黒区長選投票日でもあるので、選挙に行った後はマーケットで楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時30分~16時。雨天決行。出店者などの最新情報は公式サイトで確認できる。

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