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自由が丘のギャラリーでユリカ・キノシタさん個展 身近なアイテムに抽象画描く

yurika kinoshitaさん個展「しかし楽しい」作品から「東京01」

yurika kinoshitaさん個展「しかし楽しい」作品から「東京01」

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 自由が丘北口のギャラリー「KIAN art gallery」(目黒区自由が丘1、TEL 03-5731-6980)で4月23日、アーティストyurika kinoshita(ユリカ・キノシタ)さんの個展「しかし楽しい」が始まる。

yurika kinoshitaさんが手掛けた「KEI NISHIKORI meets Nujabes」アルバムジャケット

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 キノシタさんは1988(昭和63)年佐賀県生まれ。2010年に武蔵野美術大学空間演出デザイン科卒業後、渋谷PARCO 「LOVE FOR NIPPON」アート展(2011年)、yurika kinoshita+mao usami 「ふくとえ展」(2014年)、「アート市@相模湖」(2015年) などのグループ展や企画展、個展で作品を発表してきた。

 作品は油絵を中心とした抽象表現で、今年2月にリリースされたテニスプレーヤー錦織圭さんセレクトのコンピレーションアルバム「KEI NISHIKORI meets Nujabes」のアルバムジャケットを手掛けたことで注目を集めた。キノシタさんによると、同制作が大きなきっかけとなり、「ポジティブな感情」という新たなテーマで作品を描き始めたという。

 新作を発表する同展では「キャンバスに描かれた絵画」の輪郭を壊そうと、新しい表現方法を試みたといい、画材にはTシャツ、スケートボード、スニーカーなどの身近なアイテムを選び、ペンキと油絵の具を使う。

 キノシタさんは「絵を眺めていると『この絵を飾りたい』と身近に思うよりも、なんだか自分の生活からは遠い存在のような気がしてしまう。人と絵の間にあるその距離感をどうにか近づけることができれば楽しいなと、キャンバスとして身近な素材を選んだ」と話す。

 開催時間は、平日=13時~20時、土曜・日曜・祝日=12時~19時。5月1日まで。

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