自由が丘スイーツフォレスト(目黒区緑が丘2、TEL 03-5731-6600)で現在、山梨県産の桃とコラボレーションした期間限定イベント「山梨ももスイーツまつり」が開かれている。
山梨県産の桃をふんだんに使った「山梨ももスイーツまつり」のラインアップ
初夏から盛夏にかけて旬を迎える桃。山梨県は国内有数の桃の産地として知られ、果樹園の広がる甲府盆地は、盆地特有の寒暖差と日照時間の長さで桃の栽培に最適とされている。今年で2回目となる同イベントでは、JA山梨グループが3種類の桃を出荷時期に応じて産地直送で順次提供し、全5種類の限定スイーツをラインアップする。
今年の同県産の桃について、同館プロデューサーの斎藤未来さんは「昨年同様、水分量が多くみずみずしい味わいで、上品な甘みが感じられる。メニューもこのフレッシュな素材の特性を生かしたものが多い」と話す。
齋藤さんによれば「人気のフルーツだけに、メニューを『はしご』するお客さまも多い」という同イベント。2年連続人気を集めているのが、ベリーベリー「山梨県産丸ごとピーチベリー」(平日5個・休日10個限定、720円)と、メルシークレープ「山梨 ピーチセゾン」(1日10皿限定、1,000円)。
「山梨県産丸ごとピーチベリー」は丁寧に湯むきした桃を丸ごと1個使った、見た目にもインパクトのあるメニュー。桃の中にイチゴのコンポートやクリーム、クラムを入れ、桃本来の甘さをイチゴのコンポートの甘酸っぱさが引き立てるように仕上げた。
「山梨ピーチセゾン」も約1個分の桃を使い、生クリームを包み込んだクレープの上には大小カットの桃をトッピング。特製の白桃ソース、バニラアイス、フランボワーズを添え、桃の香りが存分に楽しめる。
暑さも本番となるこれから、齋藤さんの「お薦め」は、HONG KONG SWEETS 果香「山梨県産 桃のプレミアムかき氷~杏仁(あんにん)ミルク~」(平日5杯・休日15杯限定、1,000円)。氷の上には大きくカットした桃の果肉と自家製桃シロップをかけ、食べ進めると白桃ジュレ、杏仁ミルクと味が変化する。「特に自家製桃シロップは、果肉と共に皮と種も入れて煮出したオリジナルレシピ。まるで桃をそのまま食べているような味わいを体験してほしい」という。
そのほか、自由が丘駅南口改札横にある「自由が丘スイーツStation produced by 自由が丘スイーツフォレスト」(自由が丘1)でも、期間限定出店(8月1日~31日)の「Vuke(ブーケ)」が同県産桃を使った限定メニュー「山梨県産 桃のプレミアム・コンポート」(1日50個限定、480円)を提供する(価格は全て税別)。
営業時間は10時~20時。桃の出荷が終わる8月15日ごろまで。