自由が丘南口の南自由が丘通りで10月9日・10日、通り沿いの店舗が参加する「うらみちフェスティバル」が開催される。
会場となる南自由が丘通りは、自由が丘駅の南側を東西に延びる「九品仏川(くほんぶつがわ)緑道」と平行する通りで、個性的な雑貨店や飲食店などが並ぶ。同フェスでは、通り沿いにある約37店舗が参加してセールやイベントを行うほか、スタンプラリー、マーケット、マルシェなども行う。
同通りを「うらみち(裏道)」と呼ぶことについて、同フェスのプロデューサーで、はんこ作家のタナカハンコさんは「これは私たちが勝手に呼び始めたもの」と話す。「週末になると駅周辺や九品仏川緑道にはたくさんの人がいるのに、(同通りは)1本裏に入っただけでシーンとしている」という。
「この通りにある店をいろいろと回ってみると、ショッピング、ファッション、美容、癒やし、飲食と何でもそろう。まったりとした通りの雰囲気も好きだが、もっとたくさんの人にこの通りにある面白い店や人たちのことを知ってもらえたら……。それがイベントを始めるきっかけだった」と話す。
これまでにも、タナカハンコさんらを中心に同通りの近隣店舗やゆかりのあるアーティストらと共に「うら通りマーケット(通称:うらみち)」を定期的に開催してきたが、「より盛り上げたい」と、今回は自由が丘最大のイベント「自由が丘女神まつり」(10月9日・10日開催)に合わせて開催することに決めた。
当日の沿道には、近隣の飲食店や雑貨店、岩手や千葉の農園、ものづくり作家たちが参加して販売を行う「うらみちマーケット」「うらみちマルシェ」も出店。期間中に指定した10店舗を回る「スタンプラリー」では、先着100人に「うらみちマップトートバッグ」を進呈する。
「今回の企画を通じて店舗の皆さんに多くのご協力をいただき、当初思っていたよりも大きな『うらみちフェスティバル』となりそう。南自由が丘通りは車の往来があるので気を付けていただきながら、お店の人もお客さんもみんなが楽しめるような2日間になれば」とタナカハンコさん。
開催時間は12時~17時。参加店舗やマーケットなどの詳しい情報は「自由が丘うらみち」フェイスブックで確認できる。