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自由が丘にサラダショップ併設のライフスタイル店 アパレル「KOE」が新業態

同店のコンセプト「家」を思わせる「KOE HOUSE」ファサード

同店のコンセプト「家」を思わせる「KOE HOUSE」ファサード

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 自由が丘北口エリアに11月16日、ライフスタイル型ショップ「KOE HOUSE(コエ ハウス)」(目黒区自由が丘2)がオープンした。運営はストライプインターナショナル(岡山県)。

ストライプインターナショナル・石川康晴社長と同店限定ライン「BASIC&」

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 カジュアル衣料ブランド「アースミュージック&エコロジー」などを展開する同社が、2020年に海外進出を計画するファミリー層向けブランド「KOE(コエ)」の新業態店。同ブランドとしては東京23区内への出店は今回が初となる。

 店内では、アパレルを中心に、間伐材で作った食器などオリジナル商品を含む生活雑貨や食品を販売するほか、有機野菜中心のサラダショップ「KOE green」も併設する。

 場所は学園通り沿いの路面で、同店コンセプト「家」を思わせるファサードが目を引くビル1棟を新築した。地下1階・地上3階建てで、売り場面積は660平方メートル。木材を多く使い、「自分の家のようにくつろげる場所」をイメージしてデザインしたという。

 各フロアにテーマを設け、1階は食に関する生活雑貨を展開。天然素材を生かしたプロダクトを手掛けるブランドと共同開発した間伐材を使ったオリジナル食器、生花などの自然素材を使った壁飾り・スワッグなどを販売する。

 1階併設の「KOE green」は対面販売で、イートイン席も用意。ビーガンやマクロビ、ローフードにも対応したメニューをそろえる各種オリジナルサラダ(700円~)を中心に、ホットプレスサンドイッチ(980円~)、ポタージュ(550円~)などをラインアップする。

 2階は「心地よく楽しむ女性のエコクローゼット」がテーマのウィメンズフロア。デザインや着心地にもこだわったという同店限定ライン「BASIC&」(5型)、NY発オーガニックフレグランスキャンドル「LAND by LAND」プロデュースによるオリジナルキャンドルやボディケア商品も販売する。

 3階は「人とつながる、地球とつながるキッズエコライフ」をテーマに、キッズアパレル、フェアトレードやオーガニック素材にこだわったおもちゃや日用品などを取り扱う。

 地下1階は「語りたくなるこだわりの雑貨&メンズフロア」をテーマに、メンズアパレル、天然素材を使ったオリジナルメンズスキンケア商品「A VOICE BY BOTANICA」、オリジナルスポーツウエア、自作カトラリーキット「ヒトテマキット」などのDIYグッズほかをそろえる。

 石川康晴社長は「家族の着るもの、食べるものを丸ごと『KOE』にしたい、それが『KOE HOUSE』」といい、エコを普及させるため「オーガニック商品をいかにそれ以外の商品と同じ価格で提供できるか」に取り組んだという。「二子玉川や武蔵小杉など自由が丘周辺の街に住み、エコを好み、トレンド性のある家族やカップル」をターゲットに、「アパレル以外の商品消化率、バイオマス食器などへの理解度などを自由が丘の店舗で検証していきたい」と話す。

 同ブランド店舗の今後については、「完全なエコを目指すライフスタイルはユーザーも疲れてしまう。そこでスタイリッシュなものと混ぜながら、食品は90パーセント以上、アパレルは50パーセント程度をオーガニックにしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~20時(土曜・日曜は10時から、1階のみ22時まで)。

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